Grantieul R d'Oraguille

記事名読み
ぐらんてゅーる・R・どらぎーゆ
第二十五代サンドリア王国国王。生年 ? ~ 851年。在位:832 ~ 851年。
「刑王」と呼ばれる。

現国王デスティンの父であり、龍王ランペールの息子にあたる。

在位中の843年、父ランペールの腹心であったペリデューク伯爵を宰相に任命する。845年からペリデュークは王室財政の建て直しのための改革に着手しており、当時の経済状況は良好とは言いがたい状態だったようだ。

847年には刑法を改め、王都治安の回復を図っており、このことから後に刑王と呼ばれるようになる。

しかし、851年に王室禁猟地での狩りの最中にオークの武将ドッグヴデッグの襲撃を受け、命を落としている
注釈1
このことからドッグヴデッグは「王殺しのドッグヴデッグ(Kingslayer Doggvdegg)」と呼ばれるようになった。


彼の年代はまだ東サンドリアと西サンドリアが統一してから時が浅く、東王派の暗躍が続いていた時代であり、この襲撃も東王派の手引きによるもの。デスティン皇太子(当時)も狩りに同行していたが、負傷しつつも辛うじて難を逃れている。

なぜ王と皇太子が狩りに出かけていることがオークに知られたのか、なぜ王室禁猟地にまでオークが到達できたかなどこの事件には不審な点が多く、当初はデスティンにも疑いの目が向けられていたが、この事件の真相は858年にペリデューク直属の特務神殿騎士が国王暗殺計画を阻止した際に明らかになった。
関連項目
ドラギーユ家】【Kingslayer Doggvdegg】【Periduque】【二王時代

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