にっかり青江

記事名読み
にっかりあおえ/Nikkariaoe
片手刀の一つ。
グラフィック桜吹雪と同じ。
Rare
19 232 詠唱中断率25%ダウン
Lv30~

ギルド桟橋フライトラップNMOrctrap」のドロップ品。

詠唱中断率が大幅に減少することから、低Lv帯の武器にも関わらず取引価格は高い。激しい争奪戦はすでに見られないが、人気の少ないギルド桟橋に人がぽつんといたらこのNM狙いかもしれない。

ひらがなを使った珍しい武器名のうえ、「にっかり」という響きのユーモラスさから忍者の間では愛着を持つ者が多い。

売却標準価格は3,000ギル
出典
讃岐丸亀藩主である京極家が所有していたという刀。平安~鎌倉時代の備中青江派の刀匠である貞次の作。
おちゃめな名称から色物と思われがちだが、れっきとした重要美術品(世が世なら国宝級)である。
丸亀城は幽霊・妖怪出没の噂のある城だったが、幽霊斬りの伝説を持つこの刀を所持していたお陰で祟りを受けなかったという。
元々、2尺5寸という長刀だったが、後に1尺9寸9分(脇差のサイズ)に磨り上げ(長さを詰めた)ため、FF11では片手刀として登場しているものと思われる。

この刀の「幽霊斬り」のエピソードは以下のようなもの。
近江国八幡の辺りに中島某という領主がおり、領内で幽霊出没の噂が立った。
中島が備中青江派(現岡山県倉敷市辺りを本拠とした刀工集団)の刀を持ち現場に赴くと、女がひとり子供を抱いて立っている。女が「お殿様に抱いてもらい」というと子供が走りよって来た為、斬り倒すと手ごたえはあったが子供の姿は消えた。続いて女が「にっかり」と笑い、「私も抱いて下さい」と近寄って来た為、返す刀で斬るとやはり女の姿は掻き消えた。
翌朝日の出を待って再度現場に行くと、苔むした石塔が二基、斬られて転がっていたという。
斬った人物は浅野長政の家臣であった、幽霊の正体は地蔵像であった、等諸説ある。

現在は香川県の丸亀市立資料館が所蔵しており,一般公開されている。
関連項目
Orctrap

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