FFシリーズでは「さごじょうのやり」として
FF6で登場している。いわゆる
河童装備の1つで、
ステータス異常「カッパ」の時に
装備すると真価を発揮する。
これは西遊記に登場する沙悟浄が日本ではしばしば
河童として描かれるためだろう。ただし、本来の西遊記に登場する沙悟浄は
河童ではない(そもそも
河童は日本固有の妖怪である)。「カッパの沙悟浄」は、西遊記を
日本語に翻案するにあたって、子供向けに近いイメージの妖怪が割り当てられたことから広まったようである。なお、
FFXIには「カッパ」という
ステータス異常こそないが、
「Kappa」の名を冠するサハギン族は存在する。
原作の沙悟浄は「月牙」という半月状の刃がついた槍のような杖「降妖宝杖」を
武器としており、
FF6の「さごじょうのやり」も半月状の刃がついた槍として描かれているが、
FFXIでは刃の形がアレンジされている。