水晶大戦期の武踊
クリークタンツの正統伝承者
アニカ・ブリリオートの実娘。
踊りにおいては、観客を「魅せ」楽しさを共有することを重要視している。
冒険者に対しては表向き厳しく接しながらも、「魅せる」踊りを習得したことで一人前と認めその成長を頼もしく見ているようだ。
また、幼い頃に素晴らしい演奏がきっかけで挫折から立ち直った経験があり、一流の
踊り子には一流の演奏が必要というこだわりを持つ。
現代から10年前(
水晶大戦から10年後)、既にダンサーとして活躍し、母アニカの舞台でも花形を演じていたライラは、当時大規模サーカスであった
バレリアーノ一座に心を奪われ入団を申し入れるが断られてしまう。
以降彼女は
バレリアーノを見返すことのみを
目標として踊りを続け、自ら舞踏団を結成するに至る。
しかし
バレリアーノらとの共演において、かつて自身を挫折から救った
吟遊詩人が
バレリアーノその人であることを知る。また、入団拒否が彼女のためを考えた上でのことと知り和解した。
同時に「勝負」にこだわるあまり観客を魅せることを軽視していた自分に気づき、わだかまりを捨てた彼女は観客の大切さと久しく忘れていた踊りの楽しさを思い出すことができた。
Laila : 恥ずかしい話だけど、
ダンスを
あんなに心から楽しめたのは久しぶりさ。