ウ・パトの交霊塔/ネタバレ

神都アル・タユに存在する建築物の名前。
現実世界や人間の世界における墓地、ないし埋葬施設のようなものと思われる。
アル・タユでは死んだ者をウ・パトの交霊塔へと運び、母なるクリスタルへと還す儀式が行われていたらしい。

ウ・パトの交霊塔の存在がストーリー上に出てくるのは、プロマシアミッション「選ばれし死」でのことである。
虚ろの器の中で、永久の眠りにつく明星の巫女イブノイルの姿を見たナグモラーダは、嘆き悲しみながら彼女を母なるクリスタルへ還すべくウ・パトの交霊塔へと運んでいく。


しかしウ・パトの交霊塔は、アル・タユを含むリージョン「ルモリア」の実装、そしてプロマシアミッションの中で存在が明らかになったが、のちに「テメナス」の実装に伴う「リンバス」の追加でシステム上は「存在しないエリア」となった。
そのため、現在のルモリアリージョンのどの場所がナグモラーダの言うウ・パトの交霊塔なのかは明確に示されてはいない。

可能性としては「テメナス」と呼ばれている場所がウ・パトの交霊塔の現在の姿であるという推測もできる。
テメナスの入り口から見える建物の姿が塔（ないし塔を含んだ巨大な建築物）であること、リンバスの構造が複数の階層に分かれた塔状のものであること、テメナス実装と同時にウ・パトの交霊塔というエリアが存在しなくなったことなどが、その根拠として挙げられる。

ただし、テメナスがウ・パトの交霊塔だったとして、何故現在のようなモンスターが溢れる空間に変化したのかが不明であったり、アル・タユには他にも塔状の建物がいくつも存在していることから、ウ・パトの交霊塔＝テメナスと断言することはできない。

また、ナグモラーダはイブノイルを母なるクリスタルへと還すことができたのがどうかなどの詳細は、プロマシアミッションの中では語られていない。

【ウ・パトの交霊塔】