基本的には「笑い」または「笑っている状態」を表すのに用いる文字。
発祥は1998年で2つの説があり併記する。海外の開発元のネットワークゲームしか存在せず、2バイト文字の入力ができなかった時代であった。
・「Diablo」(Blizzard Entertainment)において、ゲーム雑誌関係者が語尾に当時の
言語表現の通例であった「(笑)」を「(warai)」と会話しており、それが他の
日本人同士の会話でも広がった。時間と共に「(warai)」→「(wara」→「(w」と変化して現在の「
w」となった説。
・「Age of Empires」(マイクロソフト)のゲーム参加者を募集する場として使われていたIRCにおいて、オーストラリア人が笑う表現の「(wahaha)」を省略した「(wah」がタイプの打ち易さから使われていた。その後、Diablo
プレイヤーにより「(wara」という表現を使う
プレイヤーがIRCに参入後、両方の表記が省略、統一され、「(wa」→「(w」と変化し現在の「
w」となった説。
使用者・
受取側によっては意味合いが異なる場合があるが、「笑い」「笑う」「苦笑」「嘲笑」「あざ笑い」「笑顔」など、「笑」に関連する事柄のいずれかに当てはまるといえる。文章の表情付け(主に状況の柔和化目的)のために使われる傾向が強い。
なお、笑いの程度を表す意味として「w」を繰り返し表記する方法もある。多いほど大きな笑い、という意味で使われる傾向もある。
例えば、「そうだったんですか」と言う一文でも…
- 「そうだったんですか・・・」
- 「そうだったんですか・・・w」
- 「そうだったんですかwww」
等のように、全く異なったニュアンスとなり表情の幅が増える。
ただし、上記のように友好的から非友好的まで幅広い意味の「笑い」であるため、とにかく語尾に「w」さえつければその場を和ませることができる、というものでもないため、結局は空気を読むかどうかが問題である。最近では「句読点」がわりに乱用する者もいるが、敬遠されてしまう事もあるので注意したい。
悪いとされる使用例:
<name> : こんにちはwいっしょにw
パーティwいかかですかw
> <name> : 【
パーティ】w
人によっては小バカにされたような印象を受ける。
初対面の人などを相手にする場合は、まずは改まった文章のほうが好印象であるとされる。無論、相手がジョークなどを発したのであれば、笑ってあげることは不自然でないにしろ、
開幕から笑いっぱなしというのも気味が悪い。
自分の
ミスで他の人に迷惑をかけてしまった場合、謝るのは当然だがその時に「ごめw」は悪い使用例の代表とも言える。
笑ってすませられる状況もあるが、謝り方一つで
人間関係がギコちなくなるという事は肝に銘じておく方が良い。
余談だが、(笑)が全盛期であったころ存在した(爆)(核爆)等はwの普及と共に衰退の一途をたどることになる。一部、
wのカテゴリに含まれない略語表記「(死)(何)」などは現在でもごく一部の人が好んで使用している。
また、この「w」を一般感覚からは不自然なほど多量に使用する
FF11関連としては、以下のようなものが挙げられる。
「
うはwwwwwおkkkkwwwwwwwww」
「
強過ぎww修正されるねwwww」etc.
これらについては「内藤スレ」で詳解する。
多用すると「w厨」という者になれるらしい。
wの連続使用の起源は間違いなく
FF11等の草創期の国内
MMOからであり、
FF11(
ネ実)から各種ネットゲームに輸出され、例えば、RO(ラグナロク
オンライン:
ネトゲ実況2)では「wwwwっうぇえwっうぇえ」等といったバリエーションも生まれた。
さらに
2chのネットゲームカテゴリに属さない板でもしばしば使われるようになり、特に2004年後半に誕生した「ニュース速報(VIP)@
2ch掲示板」で常用されるようになると、
2ch全域に急速に浸透した。
うはwwwwwおkkkkwwwwwwwwwの発祥はVIPじゃないの?と思う人も多いとか。
これが転じてVIP板住人を草、草民と称することがある。
_, ._
( ・ω・) だめだよ、こんなところに草生やしちゃ
○={=}〇,
|:::::::::\, ', ´
.wwし w`(.@)wwwwwwwwwwww
さらに、嘲笑など侮蔑の意味として「
ジョブ名ひらがな+w」という単語もいくつか存在する。
例:
あんこくw・
あほまwetc