現実世界の玉繭は2匹の蚕が一緒に作った繭のことであり、
FFXIの設定にもそれが反映されている。普通に養蚕をすると稀にこのような繭ができるのだが、2本の糸が絡み合うので取り出せる糸(
玉糸)は節があって品質は低く、基本的には不良品扱いされる。
しかし、
玉糸で織った紬(つむぎ)という布は鈍い光沢を放つ独特な風合いを持っており、また頑丈であることから、味わいがあるとして愛好されることもある。もっとも、
FFXIの
オパーラインドレスはいかにもシルクと言わんばかりの真っ白な光沢を放っているため、モデルになったというだけで同じものではなさそうである。