Fiddler Crabは日本ではシオマネキと呼ばれるスナガニ科の
カニの一種
。
オスは片方の鋏脚が甲羅と同じくらいまで大きくなるのが特徴で、この鋏脚を振る求愛行動が「潮が早く満ちてくるように招いている」ように見えるために「シオマネキ」と名付けられた。
英名の"Fiddler Crab"(バイオリン弾きの
カニ)もこの求愛動作に由来する。
ちなみに、抽選対象が冠する
Ghost Crabはスナガニ属に分類される
カニの総称
。スナガニは砂浜海岸に生息する中型の
カニで、足が速いことで知られる。シオマネキと同様に片方の鋏脚が大きいが、シオマネキほどその差は顕著ではない。
英語で"
Ghost Crab"(
幽霊ガニ)と呼ばれる由来には諸説あり、「影を残して走り去るほど素早い」「保護色で背景の砂に紛れ込むため、影だけ動いているように見える」などの説がある。