ウルブカ大陸の開拓推進に反対の一派。
現在、
十二名家中の4家が
開拓反対派と少数派であるため、
神聖アドゥリン都市同盟の国策としては開拓を推進する方針となっている。
開拓反対派は国策に従って開拓に協力はしているものの、その方針に納得しているわけではなく、
十二家会では公然と反対を主張し続けている。また表向きは開拓に協力しているものの、暗に開拓を妨害している疑いもある。
アドゥリンの民は全体的には開拓を歓迎しているが、開拓に反対する人々もおり、特に過激な一派の中には妨害やテロに走るものもいる模様。
また、
アドゥリンジョブのうち
風水士は自然を扱うということで
開拓反対派に属するという流れがある。ただし、
ザカライアの一族のように開拓と自然の調和を図る者もおり、必ずしも開拓に反対というわけではない。「特に開拓に反対している」とされる
レナイェ家の立場も正確には
ザカライアの考えに近く、開拓に反対しているというよりは、自然を傷つけるような現在の開拓の進め方に反対しているというべきだろう。
この点では
初代王の遺志を守ることにこだわる
イルドベールや
グラッツィグとは異なっており、
開拓反対派も一枚岩とは言えない状況にある。