金田伊功

記事名読み
かなだよしのり
日本の男性アニメーター。故人(生没年1952年2月5日-2009年7月21日)。

アニメ業界ではパースを効かせた独自の表現技法を用いた作画で高く評価されており、影響を受けたアニメーターも多く輩出した。「銀河鉄道999」などの劇場用アニメや宮崎駿監督作品にも数多く携わっており、その道ではかなり有名な人物であると言えるだろう。
FFXIとの関わり
1998年に映画「ファイナルファンタジー」の原画制作に参加したことをきっかけにスクウェア(当時)に入社。2002年にFF11の制作に関わった。
FFXIではキャラクターのデモシーンや、モーションキャプチャー、アニメーションシーンのディレクターを務めており、手付けによるモーション作成も担当している(外部リンク参照)。キャラクターデモの可愛らしい動きをするタルタル、力強いガルカなど、種族ごとに特徴的なアニメーションは彼の仕事である。

FFXIスタッフリストでは「モーションキャプチャーアニメーションディレクター」として彼の名がクレジットされている(もう一人は稲野義信氏)。
その後
ジラートの幻影スタッフリストの中には含まれていないことから、この時点では他のプロジェクトに異動していたようである。スクエニでは他に半熟英雄FFXIIIのアニメーションなどに関わっていたが、心筋梗塞で2009年に亡くなった。
外部リンク
金田伊功(Wikipedia)
スーパーアニメーター金田伊功氏のゲーム業界での軌跡を辿る(GameWatch)

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