ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジーでの
プリッシュの道のりは次のようになっている。
シャントットと同様、当初からコスモスの
戦士として
召喚されていた
プリッシュ。しかし好奇心旺盛な彼女は、
カオスの
戦士と戦う事にはさほど興味を持たず、周囲を「冒険」してばかりいた。
そしてある時、光に包まれて現れた鎧の
戦士の姿を見つける。
思いがけぬ者と出会った彼女は、その
戦士をコスモスのもとへ連れ帰ろうとする。
その時、
カオスの
戦士であるガーランドが現れた。彼もまた、突如現れたこの
戦士に興味を持ったようだ。ガーランドは
プリッシュに「その者はお前の手に負える存在ではない、去れ」と忠告する。
だが彼女は先に見つけたのは自分だと反論し、戦ってガーランドを追い返す。
コスモスと
シャントットの待つ聖域へ戻った彼女は、コスモスにこの
戦士を自分たちの仲間に出来ないか提案する。
研究対象として興味を示した
シャントットを尻目に、コスモスは少しためらっていた。しかし、何も語らぬ彼の目を見て了承。
戦士に光を与えた。
それこそが、「ウォーリア・オブ・ライト」の誕生の瞬間であった。
プリッシュは、コスモスの
戦士となった彼を戦場へ連れ出し、「修業」させていた。
しかし彼は、他の
戦士たちが違う世界の記憶を取り戻す中で、自分にはもといた世界の記憶が一切無いことをもどかしく思っていた。
自分には今まで生きて来た証が無い――自分が人なのかさえも分からないと・・・。
それを打ち明けられた
プリッシュは、「それを不安に感じられるのが生きている証だ。それを乗り越えて初めて強くなれる」と励ます。
そして、名前も持たない彼に、ある「名前」を与えるのだった。
その後、いつかの戦いでのコスモスの敗北の際に、
プリッシュの存在は消滅してしまう。
その「名前」も、コスモスを除いた全員に忘れ去られる事となった。
しかし、忘れ去られても彼女の教えは今も「ウォーリア・オブ・ライト」の中にしっかりと息づいている。
- ガーランドが光の戦士の元へ訪れたのは、神々の戦いを始めた張本人、大いなる意思の命令によるもの。
ちなみに、プリッシュは後の戦いにおける「浄化」で消滅、シャントットは「最終魔法の完成において神々の戦いが邪魔になったため」自ら戦線離脱した。