エルディーム古墳に生息する
Ka同様シンプルなネーミングだが、エジプト神話に由来しているれっきとした
モンスターである。
人間の霊魂の運搬人とも、死者の霊魂の一部とも言われるが、いずれにせよBaは、鳥の姿をしているという。「霊魂の一部」であるという説においては、Baは
人間の死後、その肉体を離れていくと考えられている(対照的に、
Kaは肉体のなかに留まり続けるという)。
そのため、Baが自由に墓の外(
バタリア丘陵)を飛び回っている一方、
Kaは墓の中(
エルディーム古墳)で
シャドウ族として徘徊している……という構図は、実は神話を極めて忠実に再現した結果の配置であるとも考えられる。
Ka同様、
人間を構成する5大要素のうちのひとつとして数えられており、Baと
Kaが合体すると、馬鹿……ではなく、完全なる肉体(アク)になると伝えられていた。