月齢の一つ。
新月から数えて12番目の
月齢にあたる。
二十日余月の次、
新月の前に訪れる。
リアルでは名前の通り太陰暦26日の月にあたる。特に、江戸時代には陰暦正月の7月26日の夜、月の出るのを待って拝むという風習があり、これが
二十六夜待ちと呼ばれた。この月の光の中には阿弥陀・観音・勢至(せいし)の三尊の姿が見え、願い事を叶えてくれるという言い伝えがある。
英語版ではWaning Crescent(欠けつつある
三日月)であり、特に
二十日余月との(名称上の)区別はされていない。