ネトゲ実況(ねとげじっきょう)
ネトゲ実況2ch掲示板のこと。

通称「ネ実」。稀に「FF11板」と呼ぶ人もいる。
ネトゲ実況2(ネ実2)およびネトゲ実況3(ネ実3)と区別するため、ネトゲ実況1(ネ実1)と表記することもあるが、あくまで1がつかないのが正式な板名。

歴史

以下に述べるような経緯から、ネ実は事実上FF11専用の板に近い状態となっている。また、ネトゲ実況板と言えば、改名前の家庭用MMO板、FF11(仮)板の時代も含む場合が多い。ただし、人が多く質がまばらであるためノイズ(明らかにネトゲに関係ないスレ)が多いのは2chたる宿命か。

スクウェアは公式掲示板以外のファンサイトの発展を期待したが、匿名掲示板での情報速度の速さは人が人を呼ぶ形になり、ファンサイトは発展しなかった。そのまま2chを中心とした匿名掲示板コミュニティに多くのユーザーが流れ込み、事実上のユーザー交流の「中心の場」となったのである。実際FF11をプレイするようになってから 2ch をはじめて利用するようになったという人も多いらしい。

実況板移行後のスレ保持数36時代や削除人との骨肉の争いを乗り越え、2004年末頃に株式系の板(スレ保持数300)と同じサーバに同居となったため、結果的にスレ保持数も増やされ、ジョブ別、サーバー別スレッドもネ実に集約され、FF11現役/引退プレイヤーらによる雑談板となっている。
キャラクター名の晒しや誹謗中傷はローカルルール上禁じられているが、有名無実と化している。

なお、公式掲示板としては→2002年12月17日に「開発情報βが公開されたものの、利用にはβテスターの当選が必要だった。この掲示板では、潜在MP実装などについての論争が起こった結果、次第にスクウェアの意図する話題以外の議論が厳しく制限されるようになった。そして、03年中には殆どトピックが上がらなくなり、その後実質上の閉鎖状態を経て→2005年12月27日に完全閉鎖、その役目をFF11.Gameinside.infoが引き継ぐ事となったが、こちらも後に閉鎖された。
その後リンクシェルコミュニティが設置され、現在では公式フォーラムも運用されており、これらが公式掲示板として機能している。

ただしネット上に纏められた攻略情報は、大多数が公式の掲示板ではなくネ実から吸い上げられたものである。2chの空気を嫌い、2chに近寄ろうとしないプレイヤーも、間接的にネ実の恩恵を受けている。

また、“以前から不具合として存在し、一部に認知されていたが、ネ実で大きく広まった途端に修正された”というようなケースが多々あり、「開発はネ実を見て修正しているのではないか」とネタにされることがよくあった。これらはネ実を見て知った人が不具合として報告した結果修正されたというような場面も考えられたため、これまでネタとしての範囲を出ることはなかった。
しかし、ヴァナ★フェス2010 ~8周年だョ!全員集合において、2009年にFF14が発表された際のネ実ネタ書き込みを田中プロデューサー河本ディレクターが実際にやってみせたために、開発チームネ実を見ていることが明白となった。

以上の事から、ネ実FF11ユーザの情報交換の場としてのみならず、(公認こそしていないが)開発チームのデバッグ、修正情報板としても機能していると言っても過言ではない。

β版時代

2002年5月以前
当時のスクウェアβ版の情報をWeb上に載せるのを禁止していたため情報を公開しているファンサイトなどは皆無に近く、情報を知りたい者が2chに集まるようになった。
ネットゲーム板にPOLFF11の本スレが1つずつ存在し、その他のFF11スレはFF・DQ板に存在していた。
β版の頃はユーザー数も少なく、サーバ数も少なかった為、上手く機能していた。

FF11(仮)板時代

2002年5月(FF11発売直後)~10月末頃まで
発売直後2chには、FF11に接続できない人・BBUnitが届かない人・攻略情報を求める人・雑談をしたい人等が大量に押し寄せた。その為、FF・DQ板・ネットゲーム板は大混乱に陥り、FF・DQ板では、早々にFF11スレは禁止となり、ネットゲーム板に至っては負荷集中し板が落ち、サーバ移転を繰り返す事態となった。
自治スレでは激論が交わされ、ネットゲーム板は大規模OnLineゲーム板、小規模OnLineゲーム板、ネットゲーム板に別れ、一時大規模OnLineゲーム板にFF11関連が移転、さらにすぐさま窮余の策としてFF11(仮)板が作成され、FF11関連のスレッドは全てそこに集約・隔離される事となった。

この措置により、一応の落ち着きを取り戻したが、専用板となったためスレの乱立は加速し、アクセス数も非常に多い状態だったようで、祭りがあれば板は落ちていた。また、2chのポリシー上1つの商品や企業に対する板を作らない*1という方針になっていた事や、そもそも公式掲示板が無いために2chにアクセスが集中しており、スクウェアの尻ぬぐいを2chが行っているという状態を解消するため、FF11(仮)板の命名権が販売された。これはスクウェアに購入してもらい運営費を出すという目論見であった模様。

なお、この時代はFF11の全ての情報はFF11(仮)板に集まり一大コミュニティーを形成していた。「ウィンダスの仲間たち」もまた当時のウィンダススレッド(スレタイが「ウィンダスの仲間たち」であった)のテンプレートサイトとして開設され、派生していった。

家庭用MMO板時代

2002年11月頃
FF11(仮)板の命名権が売りに出されたが、結果としては誰も購入しなかった。その為、負荷を強制的に軽減するために実況扱い*2とされ、家庭用MMO板と改名された。
この時、スレの保持数が極端に減らされた為、それまで存在していたジョブ別のスレッド、サーバー別の情報交換スレッドは、したらば 等の外部板に移転され、2chに来れば全ての情報が集まっているという時代は終焉を迎えた。

ネトゲ実況板時代初期

2002年11月末以降
この時期巷ではFF11やROの成功を受け、ネットゲームブームとなっており、タイトル数が増えて来たため、ネットゲームカテゴリーの板が再編された。
家庭用MMO板はネトゲ実況板と改名されたが、規制の厳しいネ実に比べ各板の管理人により裁定できるしたらばの方が受けが良く、今更2chに戻る必要は無いと言う風潮がしばらく続いた。
この時の外部板からのネ実の評価は、鯖板ジョブ戦板でアク禁を喰らったもののたまり場と言う風評すらあった。

ネトゲ実況板時代後期


2004年6月15日以降
当時勢いに乗っていた株式会社ライブドアが株式会社メディアクリップから運営権を1億円で譲り受けた。
これにより、したらばで掲示板利用の申請基準が厳しくなり利便性が薄れた。また、審査により廃板になる掲示板も出来移転も余儀なくされた。
ここで、所謂鯖板と呼ばれていた掲示板やジョブ船と呼ばれていた掲示板において管理人によるアクセス禁止や情報操作が指摘され、一部は新しい外部板へ移転、残りはネ実に回帰する事となった。

2010年以降
その後、ネトゲ実況板のサーバーはlive**からchangi、dubai、yutoriと変遷した。
yutoriサーバーへの移転は、2010年3月1日に発生したある事件による。
この日、主として韓国から行われたDDoS攻撃により2ちゃんねる全体がサービス停止に追い込まれた。韓国内で事前に攻撃を呼びかけるコミュニティサイトが設置され10万人以上が登録、攻撃参加は5万人規模にのぼったという。
直近に行われたバンクーバー冬季五輪女子フィギュアの採点についての批判などがきっかけとされるが、2010年は日韓併合100周年であること、3月1日は三一節(1919年に起きた三・一独立運動の記念日。韓国では祝日)であることから、もともと何らかの行動が行われる日でもあった(韓国「中央日報」紙の報道による)。
攻撃の対象になった2ちゃんねるサーバーは米国企業PIEデータセンターによって提供されており物理的なサーバーはサンフランシスコにある(一部異なる)。同社は2ちゃんねる以外にもサービスを提供しており、今回の攻撃では同社のDNSサーバー攻撃対象であったため、影響拡大を懸念して2ちゃんねるのサービス停止処置が行われた。
この過程で、ネトゲ実況板他を収容するdubaiサーバーが作業手順の誤りにより破損、復旧にも失敗しログが完全に失われる事件が起きた。ネ実は巻き込まれた他の板と同様に他のサーバーに移転して再出発することになり、3月8日にyutoriサーバーにおいて復活した。
復活するまでの期間、ネトゲ実況2などに避難スレを立てていた住人もいたようである。

2010年6月3日にはSSD+HDDサーバーであるlive28サーバーに移転し、スレッド保持数が300に戻り連続投稿制限も5秒となった。

代表的なスレッド

プレイヤーへの影響

とにかく多様で膨大な参加者数を誇るため、情報の集積速度は他の掲示板の追随を許さない。ただし、その情報はジョークから実用性の高いもの、基本戦術から局地戦略、思い出話に最効率戦闘方法と非常に多岐に渡り、スレッド単位で大まかな話題の傾向で分類されている。

しかしスレッドは基本的に大分類でしかなく、内容が閲覧者の望む情報を議論しているとは限らない。また議論を提案しても荒しや他の興味深い議論などで流れてしまうこともしばしばで、議論し尽くされた情報を求められることを嫌う参加者が多い。
特定の確立した情報を収集するには不向きであるが、最新の話題に関連した情報は豊富である。ただしその反面、ガセや憶測の類も多い。

また、優れた戦術や楽な狩場などの情報を共有、議論することでFFXIで最大効率を求める最適解を作成することもあるが、あくまで効率的には正解なだけで別にそれ自体が正しいわけではない。そして効率的な正解から少しでも外れる事を許容出来ない者も少なくはなく、そのような偏った思考をするプレイヤーネ実脳と呼ぶ向きがある。

それと同時に、現在では一般化した「タゲ固定」「ピンバラ」「忍盾」など、ここで議論された戦術が広く普及することも今まで幾度となくあった。ネ実自体が絶対悪ではなく、ネ実がはじき出した情報を曲解し周囲への配慮を欠いてしまう者、ネ実脳が悪であろう。

ネ実発祥の用語

ネトゲ実況から生まれた用語の一例。ヴァナ内でも普通に使われるようなFF11用語もあるが、知らない人には当然のごとく通じないのでTPOを弁えて使用したい。

2011年

  • 「わりぃな、今日休みなんだわ」2011/11/30
  • 「輝光」2011/07/29
  • 「ザカインドマン」2011/06/29
  • 「八方美人というように、どうやっても2割からは嫌われる」2011/06/17
  • 「天下の宝刀を抜くかもね!」2011/06/26
  • 「コメが破局している」2011/06/25
  • 「スースーポンポン」2011/04

2010年

  • 「おペニペニ」
  • 「とんでもない痴れ者で困っておるlol

2009年

2008年

2007年

2006年

2005年

2004年

2003年

時期詳細不明

関連項目

ネ実脳】【したらば】【外部板】【しろ>するな>しろ
*1
当時既に存在していた板は特例扱い
*2
一般的に実況扱いの板はスレの保持数・期間を少なくし、負荷を軽減させている