錆びたキャップ

記事名読み
さびたきゃっぷ/Rusty Cap
装備の一つ。
グラフィックパッデッドキャップと同じ。

釣りによってかかる外道の一つ。
その正体はプレーンキャップであり、光のクリスタルを使用した合成で元に戻す事ができる。
このように錆びた装備光クリを使う合成を一般に「磨く」と呼ぶ。

キャップ磨きは鍛冶スキルを34まで上げられる上に、かつては磨くことによって出来上がるアイテムが2000ギル以上で店売りできるパッデッドキャップであった。更に釣る側にとっても、鍛冶30代用の錆び装備の中でキャップのみが小物用竿を折らないので堀ブナのついでに狙う事ができ、その供給と相俟ってキャップ磨きは鍛冶スキル上げのレシピとして絶大な人気を誇っていた。
手頃な金策になるキャップ磨きは、その人気故に寝釣りの対象としても有名なアイテムであった。一番酷い時期はラバオの池に人垣ができるほど寝釣りが集結していたこともある。

大量のキャップNPCに売られる事でワールド内のギルが高速で増加、さらに磨く為の光クリも高騰した。このため、当時既に加速状態にあったインフレ対策の一環として2004年9月14日のバージョンアップ錆びたキャップの釣れる確率が下げられると同時にパッデッドキャップNPC売りの価格が800ギル代に下方修正された
注釈2
パッデッドキャップHQであるストロングキャップNPC売りの価格は従前のままである。


それでもなおバタリア丘陵などで本アイテムほかの外道を標的とした寝釣りが減ることはなく、2007/2/3のバージョンアップで釣れる確率が変更され、さらに錆びた大剣錆びた鎚鉾ともども磨きレシピ自体が削除される騒ぎとなった。

レシピ削除から一ヶ月を経た2007/03/08のバージョンアップにて錆びたキャップを磨く新たなレシピが追加された。これが現在のプレーンキャップレシピで、性能こそ以前のパッデッドキャップと同じだが、こちらの売却標準価格はなんと1ギル。磨くことによる金策としての意義は完全に失われた。

水底に沈んでいたゴミがヴァナ・ディール全体の経済を揺るがすまでに至った騒動も、この処置で終焉を迎えると同時に、錆びたキャップ磨きが金策と言われていた時代もまた過去のものとなった。

ちなみに錆びたキャップそのものの売却標準価格は96ギル
関連項目
プレーンキャップ】【パッデッドキャップ

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