マートの最終試練をすべてクリアすると
マートの秘密が明らかに……。
限界突破クエスト「星の輝きを手に」をクリアすると展開される。オファーリストには載らない。
「星の輝きを手に」で対応する、ジラートの幻影までの15のジョブ全てでマート(Maat)に勝利した後、Maatに話しかけるとイベント、報酬として頭装備「マートキャップ」および称号「天下無双魔阿斗戦覇者」が得られクリア、コンプリートリストに載る。
ただしクエスト「最後の試練!」をオファー済みの場合、コンプリートするまで本クエストは進行しない*1。
クリアへ向けて
限界クエスト5「星の輝きを手に」の挑戦レベル下限はLv66であり、15ジョブを最低でもこのレベルにしなければならない。もちろんそれぞれに対応した証も必要となる。また初勝利以降は戦闘不能時に経験値ロストがある。また一部ジョブのクリア条件も変わり、シーフのぬすむ成功ではクリアにならず力でねじ伏せる必要がある。当クエストが実装されたのはLv75キャップ時代であり、現在ではさらにレベルキャップが99まで開放されているので、レベルさえあれば以前よりはMaatと楽に戦うことができる。さらに、2015.5.14からは星唄の煌めき【二奏】を所持していればフェイスと共にマートと戦えるようになり、レベルさえ上げれば容易に勝利できるようになっている。
とはいえ、15ジョブのレベルを上げ、各証を集め、Maat戦全てに勝利するには大変時間を要する。
またクリア済みのジョブをマートが教えてくれるわけではないので進行度合いが分かりづらい。これに関してはモンストロス・プレッジのロビーエリア、魂の聖櫃のNPC「Teyrnon」から確認できる。ここで蛮名値と交換できるジョブの知識が、マートに勝利済みのジョブは10000→5000に下がるので参考にするとよい。
歴史
2005年6月にヴァナ・ディール トリビューンにて実際に取得したプレイヤーに関する記事が掲載され(下記外部リンク参照)、驚きをもって迎えられた。それによれば、マートキャップ実装時にはすでに、すべてのジョブが75であったとのこと。PlayStation2版のサービス開始2002年5月16日から2005年6月までの期間で15ジョブがレベル75になっていたとすると、レベル1~75まで約75万の必要経験値と考えて、1日あたり約10,000経験値を稼いでいたことになる。これは当時の平均時給から考えると相当な数字である。現在ではレベル75までに必要な経験値が幾分減っている事と、レベル66でもクリアできるジョブがある事、さらに経験値獲得自体が容易になっていることを考慮しても並大抵のことではない。
達成第1号より約3年後に行われた第8回 ヴァナ・ディール国勢調査によると、2008年4月時点で全ワールド合計6,575キャラクターが所持している、とのこと。約50万というアカウント数から単純に計算してみても、およそ80人に一人が所持していることになる。これが多いか少ないかの判断は、難しいところであろう。
なお、ゲーム中には一切このクエストのヒントはないため、このクエストの存在は当初解析を通じて知れ渡っていたのだが、トリビューン内では「“限界じいさん”に関する噂が、冒険者たちを震撼させた」としてこの流れまでが世界設定に組み込まれていた。このことから、開発チームは解析でクエストの情報が流れることを想定していたことがうかがえる。
「将来的に他のクエストをオファーしていても「光とともにあれ」が進行できるよう検討したい」とされているが、手が入る様子がないところを見ると優先順位は低いようである。