ヴァナ・ディールではスクウェア・エニックスのバージョンアップなどにより世界が変化したときの予想しきれなかったことにまつわる事例に見られる。開発の未来予測や検証が不十分なままリリースしてしまい、プレイヤーが発見してから開発が知ってしまったこと、とも言い換えることができるだろう。
オンラインゲームと言う性質上、開発とプレイヤーの立場や人数の差から検証能力が圧倒的に異なるという事実があるため、ある程度想定外の事象が起こるのは当然とも言える。
代表的なケース
過去横だま、シールドブレイク、空蝉の術を駆使しての忍盾、などが想定外としての認定を受けており、特にシールドブレイクは開発側が使用を勧めたにもかかわらず、あとになってからあまりにもバランスを損ねるということでその効果を下げられた。同様に横だまも既に修正されているが、唯一空蝉の術はプロマシアの呪縛パッチで弱体されるとの発表があり、数多くの忍者(およびサポ忍)が心配したが、その後も盾役として君臨しているのは周知のとおり。珍しく「想定外」が追認された例といえよう。
またアトルガンの秘宝の目玉コンテンツであったビシージは、開発当初は街の外で進行軍を打ち破るのが目的で、どうしても倒せず討ち漏らした敵がやむなく市街に突入するのを防ぐことで、最終的に魔笛を守るという仕組みだったらしい。しかし、実装直後の進行軍はメリポPTであっさり倒せる程弱く、また、外で倒してしまうと皇国軍戦績ボーナスがもらえない事から、ユーザーの認識は「ビシージは市街戦がメイン」となり、以後の調整もこれをメインとして行われるようになった。これもひとつの想定外項目だったと言えよう。
関連項目
【しろ>するな>しろ】【予想の斜め下】【糞パッチ】【ガッカリ砲】【パッチ】【バージョンアップ】