普段の業務は大統領府の警護であるが、情勢に応じ他国への諜報、ミッションの指揮、冒険者への指導など非常に多彩な働きを見せる。バストゥークの軍事・警察機構の顔とも言える存在である。
フォルカーの言に寄れば他の銃士隊の経験が無い人間がスカウトされることは非常に稀らしく、その銃士隊は優秀な軍団兵からのスカウトが多い。加えて少人数であることから採用については相当に狭き門であるらしい。
現在のミスリル銃士隊
現在の隊員は、No.1:フォルカー(Volker)(隊長)、No.2:ザイド(Zeid)、No.3:アイアンイーター(Iron Eater)、No.4:アヤメ(Ayame)、No.5:ナジ(Naji)の5名。ただしザイドは現在行方不明で事実上No.2の座は欠番となっており、アイアンイーターが副隊長的な役割を果たしている。また、隊の方針により装備は特性を見破られない(見た目で性能が分からない)ようにしているため、見た目と性能は違う物のようだ。フォルカー隊長の着ているのも見た目はボーンハーネスでも中身は凄いに違いない……多分。
ジョブの編成が戦士・暗黒騎士・戦士・侍・戦士とえらく前衛に偏っているが、それにも理由があるかは謎である*1。
なおバストゥークではミスリル銃士隊が新魔法フェイスの試験運用を行っているらしく、2014年2月18日のバージョンアップ以降は全員をフェイスとして呼び出すことが出来るようになっている。
実装順で言うとナジとアヤメ、ザイドが同時*2、フォルカーが同年12月26日、アイアンイーターは約2ヶ月遅れて最後となった。
結果から言えば、現代のミスリル銃士隊のメンバー中で唯一人、アイアンイーターのみがふた月に渡りフェイス試験運用からハブられた形となっていたわけだが、彼のフェイスを習得するイベントではその件について本人の赤裸々な心境が語られる一幕が用意されている。
過去のミスリル銃士隊
もともとのミスリル銃士隊は大統領直属の特務隊として誕生した。パルブロ鉱山発見など多大な功績をかさに増長する黄金銃士隊を追い落とすために、時の大統領シュライバーが編成したものと伝えられる。創設当時の初代隊長はヴァイス。いつ頃から現在のように表に出る存在になったかは定かではないが、大統領直属部隊としての性質は変わらず、メンバーのみが入れ替わり現在に至る。
30年前のミスリル銃士隊
隊長はラオグリム(Raogrimm)。同じ銃士隊のウルリッヒ(Ulrich)、コーネリア(Cornelia)と共に三か国合同調査隊のメンバーとしても知られる。ラオグリムが北の地にて帰らぬ人となって以降はウルリッヒが後任として隊長を務めた。水晶大戦中のミスリル銃士隊
アルタナの神兵にて舞台となるこの時代ではクララ(Klara)が隊長職に就き、プリーン大統領(Prien)に仕えている。この時代の銃士隊には既にフォルカーとザイドも籍を置いており、過去三国クエストのバストゥーク編(静かなる警鐘以降の連続クエスト)ではこの時代の銃士隊を通して戦時中の共和国の舞台裏が描かれている。大統領警護が任務であるためか、他の銃士隊や共和軍団と異なりカンパニエバトルには出撃しない(2014.3現在)。
アルタナクエストで確認できるメンバーはクララ・ザイド・フォルカーのほかにファイブムーンズ(Five Moons)、ニコラウス(Nicolaus)の計5人。更に6人目が存在するが……。
学者のニコラウスがメンバーとして存在しているものの、やはり前衛に偏重している構成であることに違いはない。