ルーンを消費して、標的にダメージを与える。
エフューズの1種。
自身に宿しているルーンを消費して、消費したルーンと同じ属性の魔法ダメージを与えるアビリティ。再使用時間3分。
魔法ダメージであるため必中だが、レジストの発生によりダメージが低下する。
ガンビット、魔法攻撃力/魔法防御力、被魔法ダメージカットなどの影響を受けてダメージが増減する。また、天候、曜日の影響を受ける。
連携のあとに対応する属性のルーンを使用して発動することで、マジックバーストしてダメージと命中率を増加させることもできる。
魔法ダメージだがアビリティのため、アビセアで敵にとどめを刺した場合は白〆扱いになる。
発動時に自身に宿しているルーンが多いほどダメージがアップする。
内部的にはルーンの数だけ多段ヒットの判定がされていると思われる。後に付与されたルーン(アイコンが左側にあるもの)から消費されていき、レジスト判定も個別に行われる。途中で対象のHPが0になった場合はその時点であとのルーンは消費されずに残る。*1この影響か、エミネンス・レコードの○○ダメージ〜○○ダメージではログに表示される合計ダメージではなく、ルーン1つあたりで判定が行われる。
ランジはルーンを全消費してしまうが、ルーンを残しておきたい場合にはルーン1つ消費のスワイプと使い分けることになる。
ランジのダメージ
ダメージはメインウェポンの「武器スキル値の75%」を基準に、自身に宿しているエンチャントルーンの数に比例する。同一属性のルーンを重ねて消費した場合、あとに消費されるルーンのダメージは2個目で武器スキル値の50%、3個目で武器スキル値の100%アップする。
ジョブポイント「スワイプ効果アップ」で武器スキルそのものを係数に対して1段階につき+1%(最大10段階)される。この項目はランジに対しても適用される。
エーティル等のランジ効果アップは武器スキルによる係数に対してルーン1つ毎に加算される。*2
武器スキル以外の補正を無視した場合、以下のようになる。
ルーン | ルーン1つあたりのダメージ | ダメージ合計 |
1つ | 武器スキル値×(75)% | 武器スキル値×75% |
同属性2つ | 武器スキル値×(75)% | 武器スキル値×200% |
武器スキル値×(75+50)% | ||
同属性3つ | 武器スキル値×(75)% | 武器スキル値×375% |
武器スキル値×(75+50)% | ||
武器スキル値×(75+100)% | ||
別属性3つ | 武器スキル値×(75)% (×3) | 武器スキル値×225% |
上表の「ルーン1つあたりのダメージ」を基準として魔攻+を考慮した場合の数式は次の通りである。
int(int(int(int(ダメージ1)+int(ダメージ2)+int(ダメージ3)+「魔法ダメージ+の値」)×魔法攻撃力/魔法防御力)×MBボーナス)
ダメージ1、2、3はそれぞれ「ルーン1つあたりのダメージ」に該当する。
習得Lvでは大したダメージは出せないが、Lv65以降で同一の属性のルーンを3つ宿した状態で使うと高いダメージが出せる。*3
ダメージがメインウェポンの武器スキルに正比例するため、メインジョブ魔導剣士であれば属性杖などの恩恵を受けることはできず、ランジのダメージを追求する場面では両手剣か片手剣を使うことになる。
Lv99の両手剣スキルキャップ424にメリットポイントを含めて440とした場合、ランジのダメージは同属性ルーン3つで440×375%の約1650ダメージとなる。ここから装備などによりダメージアップを図る場合、魔法攻撃力アップ装備を充実させるのが最も効果的である。*4
魔導剣士が装備できるものは後衛ジョブと比べると種類が限られるが、魔法攻撃力は比較的ブーストしやすいプロパティであり、+30程度であれば比較的容易に手が届く範囲となっている。
また、ランジのダメージはサポ剣で使用した場合においても減衰することなく与えることができるため、後衛ジョブが使用した場合にはルーンを2つまでしか重ねることができないものの、MBボーナス込みで6000を超えるダメージを与えることも可能である。