- 建物や乗り物の出入り口に取り付けられる建具。
- (広義の)NPCの一種として配置されているもの。本項はこちらについて解説する。
プログラム上その多くは通行を妨害する障害物として機能し、条件を満たすことで通行可能になる。以下、無条件の扉と言った場合は、単純に調べることで一定時間通行可能になるタイプを指すものとする。
街に存在する扉
「Door:○○」という名前がついていることが多い。ほとんどの扉は無条件に開けられるため、世界設定上の小道具としての意味合いが強い。ただし、コスチューム中は開けられないため、ハロウィンイベントでピッチフォークを取る時などは、このような扉であっても障害物となりうる。
また、エリアが混雑している時には扉をタゲることができなかったり、扉の反応が遅くて通行できないなど、意図しない形で障害となることがある*1。混雑時の扉はデフォルトでは通行可能にならないかという意見もあるが、仕様上の問題なのか、この方向からの対策が行われたことはない。
中には天の塔上層に至る「星登りの扉」、大工房の大統領執務室の扉、ジュノ上層の天晶堂の扉など、条件を満たさなければ通行できない扉も存在する。天の塔の最上部にある「魔天の扉」や、ドラギーユ城の「謁見の間」など、通行はできないが調べることでイベントが発生する扉もあり、こちらはイベント中のみ内部に入ることができる。
グラフィックは場所によって千差万別であり、11周年の冒険者さんありがとうキャンペーンでは、街中のいずれかの扉を示してどこの扉かを当てるというマニアックなクイズが出題されている。
ダンジョン・フィールドに存在する扉
「○○ Door」という名前がついていることが多い。無条件に開く扉、条件を満たすことで開く扉があるのは街中と同様だが、扉を調べるためにはインビジを切る必要があり、冒険者はその間危険に晒されることになる。条件を満たさないと開かない扉も多く、街中よりも障害物という面が強い。
また条件を満たすと開く扉であっても、ロ・メーヴのムーンゲートやサハギン扉のように、誰かが開けると他のプレイヤーも通行可能になるタイプと、条件を満たしたプレイヤーのみが(イベントによって)通行できるタイプがある*2。
また、逆側からなら自由に開閉できるタイプ、一方通行タイプなど、扉によって開閉・通行条件は千差万別であり、場所ごとにその特徴を把握しておく必要がある。
人数が必要な扉
場所によっては、複数のプレイヤーで操作しなければならない扉が存在する場所もある。ただし、時と共に人を集めるのが困難になっていったり、制限が厳しい場所については徐々に緩和の措置が取られている。場所 | 必要な人員 | だいじなもの | 実装時期 |
内ホルトト遺跡(魔封門) | 白黒赤の 三色魔道士 | 魔封門の札 | 2002.11.26 |
流砂洞(重量扉) | 1〜3人 (種族による) | 重量石 | 2011.9.20 |
ガルレージュ要塞(魔防門) | 4人 | 程よい重さの石 | 2012.6.14 |
礼拝堂の仕掛け扉 | 2人 | 侯国騎士団長のカギ | 2014.2.18 |
エルディーム古墳の仕掛け扉 | 2人(倉庫可) | 魔法の天文盤 | 2014.6.17 |
ハルブーンの仕掛け扉 | 4〜6人 | パワーリスト |
視線チェック
壁とは異なり、モンスターの感知を遮らないため、扉の奥のモンスターが襲い掛かってくることがある。そのため、場所によっては近づく時に注意が必要となる。PCについても魔法や遠隔攻撃の視線チェックは行われないものの、基本的に扉の奥の敵をタゲることはできない。ただし、激しくターゲットを切替えるとふとした瞬間に奥の敵をタゲることもあり、必ずしも先制攻撃を加えられないわけではない。
これはモンスターが通る時にも開く扉(ウガレピ寺院の高僧のカギの扉)を開ける時などに有効なテクニックとなる。