いずれも2011年12月15日のバージョンアップで実装された。
クエスト
最後の限界突破クエスト。依頼者はル・ルデの庭、大公私邸前のノマドモーグリ。
天晶堂の食客、アトリトゥトリから
持ちかけられた最後の試練!
「魂の宝珠」と「宝珠の鉤」を携え、
決戦の場へ向かおう。
発生条件は前クエストの「ある食客のメッセージ」をクリアすること。
進行手順
- 「ある食客のメッセージ」で香味石を渡した後話しかけるとイベント
オファーを受けた時点でだいじなもの「宝珠の鉤」を渡される。
- 準備できた!を選ぶと戦う場所を選ぶよう言われる。
ホルレーの岩峰/ワールンの祠/バルガの舞台/ク・ビアの闘技場のうち任意のBF入口前にテレポしてもらえる。
この時テレポを断りMaatに話しかけると(フェイスの愚痴の時はもう一度話す)、試練を乗り越える自信がないのなら
デーゲンハルト(Degenhard バストゥーク商業区(I-10))に話を聞いてみるといい・・・。と言われる。
Degenhardの元に向かうと「香味石」「骨の化石」「牙の化石」を持ってくるよう言われる。
これら3つを揃えてDegenhardにトレードすると、バトルフィールド用弱体アイテム「しっぽ亭の特製漬物」を入手することができる。
- バトルフィールド戦を行う。
戦闘は攻略法を参照
- 勝利した場合、ジュノに戻りノマドモーグリに話しかけるとクリア。
もし負けてしまったら、「魔王印章5枚またはメリットポイント1ポイント」と引き換えにノマドモーグリから再度宝珠の鉤を貰うことが出来るので何度でも再戦が可能。
報酬はレベルの上限が95から99になる他、称号「武神の門出に立つ者」を得られる。
また、クリアした場合、ジュノ下層(J-7)天晶堂入口内の Domenic がこのクエストで指定されたBFにギルを支払うことで転送してくれるようになる。金額は、【Domenic】項を参照。
限界突破クエスト | ||
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前クエスト | 最後の試練! | 次クエスト |
ある食客のメッセージ |
バトルフィールド
Lv制限なし、人数制限6人、制限時間10分。
フェイス可。(BF突入後に呼び出す。過去には、突入前の呼び出しが必要だった時期あり)
BFへの強化持ち越し不可。(過去には、持ち越し可能だった時期あり)
以前はLv90以下のジョブでBFに入ることはできなかったが、→2011年12月23日のバージョンアップでレベルに関わらずバトルフィールドに入室できるようになった。
敵は"Atori-Tutori ???"(タルタル)1体。倒すと勝利となる。
決戦の場となるエリアはホルレーの岩峰/ワールンの祠/バルガの舞台/ク・ビアの闘技場の4エリア。どのエリアで戦ってもよい。
"Atori-Tutori ???"の特徴
"Atori-Tutori ???"は格闘による通常攻撃を行い、200ダメージ程度のエンファイアが常時乗っている。またこちらの与ダメージにダメージキャップがかかっており、1発あたり90前後のダメージに抑えられる。そのため、1発が大きいタイプの攻撃は無駄になる(多段WSの場合、ヒット数×90前後)。
暗黒によるダメージ上乗せすらもカットされてしまうので効率的ではない。
但し、クリティカルヒット(不意打ち及びアサだま込み)に限りダメージキャップを超えてダメージを与える事が可能。
不意打ち・アサだまを乗せたWSも同様にキャップを超えて大ダメージを与えられるが、結局の所10分制限のBFなのでアビのリキャを待つよりも手数で圧した方が圧倒的にトータルダメージが上回るので余り効率的ではない。
魔法属性もキャップの対象であり、ジャ系やコメットといった高威力の魔法や、ロイエ等のブレスダメージでも100を超える事は稀である。
魔法耐性も非常に高く、スタン耐性は早い段階で付いてしまうため濫用は禁物。短時間ながらディア・バイオ・毒・暗闇・スロウは入る、麻痺・グラビデは無効。
このため、二刀流や複数回攻撃武器での純粋物理攻撃とエン系の追加効果など、手数を稼ぐ事が有効である。
"Atori-Tutori ???"が使用するWSは、双竜脚・夢想阿修羅拳・闘魂旋風脚・ファイナルヘヴン・アスケーテンツォルン・連環六合圏・ビクトリースマイトのいずれかを2連発で撃ってくる上、組み合わせによっては核熱・分解・重力・光といった連携までついてくる。
しかも最初は威力が高いWSと言うだけだが、徐々に威力が上がり、最終的に百烈拳発動後には全て物理属性の即死級ダメージとなる。このため物理ダメージカットか被ダメージカットが出来ない限り、喰らえばもれなくあの世行きとなる。
一応回避自体は可能なのだが、命中が異常に高く、回避キャップ+回避装備特化のシーフでも安定して回避する事は難しい。そのうえ後半の発狂時のAtori-Tutori ???が使用するWSは多段の内「一発でも当たれば即死」という洒落にならない仕様となる。基本的に空蝉で何とかなるのは双竜脚と闘魂旋風脚とファイナルヘヴンの3つのみで、それ以外がくると空蝉が完全な状況でもほぼ確実に戦闘不能となる。このため空蝉に頼る作戦は実質的に効率が悪い。
その関係上、盾役はナ盾が適任であり、ナ盾が用意出来ない場合は、蝉前衛によるタゲ回しや召喚士の絶対防御等が有効である。
WSへの対策として、ストンスキン・金剛身・ファランクスII・警戒のスケルツォ・大地の鎧・身替の術といったダメージ軽減魔法を常時切らさない事が最重要となる。
特に警戒のスケルツォか大地の鎧のいずれかがあれば、WSによる即死は免れる事が可能となる。またストンスキンも金剛身同様に学者・サポ学による範囲化が出来ればなお良い。
後半の百烈拳対策として、連続魔スタンは前半での使用を最低限に留めた場合有効に作用する。
攻略法
攻防ともに圧倒的な強さを誇る相手であるが、弱体アイテム「しっぽ亭の特製漬物」を使用すると一定時間テラー状態になり*1、ダメージキャップが外れるようになる。漬物の持続時間は90秒あるので、火力重視の6人編成なら1つもあれば十分。
なお、この効果は上書き可能。1回の使用で削り切れなくとも、90秒経過前に重ねて使えばよい。
実装当初は弱体アイテムがRare属性のため、最大6個しか持ち込めなかったが、2012年12月13日のバージョンアップでRare属性がはずれ、ほぼ際限なく持ち込めるようになっている。
1分おきに重ねたとしても10個もあればBFの制限時間いっぱい完全に封印できる。
パーティでの攻略 (よく取られる戦術)
- 召+アタッカー×5で、「イフリートの灼熱の咆哮」と「アレキサンダーの絶対防御」を使用して全力で攻撃し、絶対防御の効果が切れる前に倒す戦術。アタッカーのうち1〜2名を白や学などに変えて、回復・支援系などを担わせることもある。更にモンク×3であれば、支援も不要となるため残りのジョブは何でも良い。
- ナ+白+前衛×2+後衛×2の編成で、ナイトの物理カットに物を言わせて白と他の後衛で守りつつ、そのまま正攻法で倒す戦術。この場合、ナイトは装備がきちんとして盾をすることに十分慣れている必要があるが、適任者を確保出来れば安全且つ確実に攻略が可能となる。盾用の装備がそろえてあれば、オハン・イージスはなくてもよい。
- 獣×6でペットでタゲ回し。白兵オートマトン×6+本体×6でクリアした報告もある。
- 忍者を含めて空蝉の術が使える前衛が2〜3名でタゲ回し。青魔道士のように攻撃に参加する魔道士も空蝉の術を使えるようにサポ忍で参加する。ダメージキャップがある関係上、タゲがふらつきやすいので注意。空蝉の術で通常攻撃とWSを無効・軽減できる反面、剥がれると押しきられやすいのですみやかに回復する。但し、前述の通り空蝉に頼っていてもメインなら4、サポなら3以上の攻撃回数のWSを使用されたらほぼ99%即死確定なので空蝉に頼らず、あくまで保険と考えた立ち回りが必要と成る。
- ナ+シ+前衛2+白赤で、3割まで削った後にシの自己判断で「絶対回避」の後「アカンプリス」でナイトからタゲを取り、全員で飽和攻撃を行う事で(シーフが犠牲になる可能性はあるが)安全にクリアする事が可能。この際イージス・オハン・RME不要。ただし、飽和攻撃までナイトにタゲ固定をする必要があるため、ナイト以外の前衛はWS封印をする事になる。不安な場合は絶対回避+アカンプリスのタゲ回しを1枚追加するとより安全にクリアする事ができるだろう。
また、弱体アイテムを使用するとBF内を敵が逃げ回っていた頃は、赤黒学青などの魔道士6人若しくは狩人やコルセア等の遠隔系ジョブ(弓侍可)6人で、複数回使用してAtori-Tutori ???に魔法か遠隔で攻撃するという戦法もとられていた。弱体アイテムの仕様変更により、近接アタッカーでも同様の戦法が取れるようになっている。
弱体アイテム仕様変更後は、1つでも弱体アイテムがあれば3人程度でも余裕でクリア出来るようになった。
2つあれば準備万端*2なLv91でフェイス4体呼び出せる状態なら勝つ事が可能。
ソロ攻略
WSがほぼ即死クラスのためソロによる勝利はほぼ不可能と言われていた*3が、2012年12月13日のバージョンアップでしっぽ亭の特製漬物のレアがなくなったため、沢山集めることが出来ればソロでの攻略も可能になった。さらに2014年2月18日のバージョンアップでフェイスと一緒に突入することができるようになり、低火力ジョブでもソロでのクリアが可能になっている。
フェイスの呼び出しは、2014年8月12日のバージョンアップで「BF突入後」に変更されているので注意。
漬物前提なら最大の敵は10分の制限時間。
漬物を上書きし続ければ回復は一切不要なので、フェイスは全員火力重視で選ぶとよい。
実装までの経緯
テストサーバーにおいてはクエストの内容は隠匿されていたものの、クエストリストのテキストは参照できる状態であった。その当初は舞台となるエリアがク・ビアの闘技場だけであったため、過去幾度となくシュッシュオンライン(順番待ちオンライン)を経験してきたユーザーの間には、「また混雑するのではないか?」と言う懸念があった。
公式フォーラムにてその旨が書き込まれるが、開発側からの返答は「バージョンアップ直後に混むのは仕方がない」「一番楽なところに集まるだけだから、エリア分散はしない」「トリガーアイテムのドロップ率を引き下げるので問題はない」(要約)というものであり、ユーザーの懸念を払しょくするような解答ではなく、「頭おかしんじゃないですか?」「何も参考にしないなら何のためにフォーラムがあるの?」とも言われる程であった。
また、パーティで挑む戦闘ということが明らかになり、「ジョブ縛りが発生するのではないか」「乗り遅れたらクリアできなくなるのでは」という新たな懸念も発生。都合の悪い書き込みを削除しまくった上でGMまで出てきて火に油を注いだ結果、該当スレッドは書き込み500を超える超炎上状態へと発展した。
その後、いくつかの情報公開(前段階のアイテム集め、弱体アイテムの存在、バトルフィールドへの移動手段)と、バトルフィールドの複数対応化が行われた上でバージョンアップされた。しかし、弱体アイテムの効果中は敵が走り回るという近接攻撃でダメージを与えることが難しい仕様になっており、「導入から時間が経過し、より少ない人数でもクリア可能にするための対策」*4にはほど遠く、不満の声は収まらなかった。
弱体アイテムの効果を強化して近接アタッカーもダメージを与えられるようにすることでようやく収束したという経緯がある。
関連項目
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