2011年5月10日のバージョンアップで実装された。
さしずめフィールド・オブ・ヴァラーのダンジョン版といったようなコンテンツだが、次のような違いがある。
- 同じエリアでグラウンド・オブ・ヴァラーを繰り返すことによって、そのエリアでの報酬が増えたり、戦闘が楽になったりする。
- 訓練を受けるにはGrounds Tome(フィールド・オブ・ヴァラーにおけるField Manualに相当する)を調べると表示される「自主訓練」内の複数の項目から挑戦したいものを1つ選ぶ。
- 自主訓練クリア後、一時技能と呼ばれるエリア内にいるかぎり付与される強化が発生することがある。これはエリアチェンジしない限り保持されるため、ログアウトやレベルシンクを受けても継続され、逆にレベルシンク下で取得した一時技能もレベルシンクの解除によって消失することはない。
対象エリア一覧
自主訓練
指定された敵(経験値が入るもの)を倒すと、訓練項目に応じた経験値・ギル・タブを入手できる。ただし、ギル・タブを得られるのはヴァナ・ディール1日に1回のみ。入手できるか否かはいつ訓練を受けたのかによるのではなく、達成した時点で日が替わっていればよい。訓練は途中でキャンセルすることも可能。ジョブチェンジすると強制的にキャンセル扱いとなってしまうが、ログアウトやエリアチェンジ、戦闘不能でキャンセルされることはない。尚、FoVとGoVで得られるタブや、ギル・タブを得られるタイミングは別途管理ではなく互いに共有と成っている。
報酬は2回目以降、回数をこなすごとにその自主訓練に設定されている基本値の+4%が上積みされてゆく。最大値は基本値の+100%(26回目)まで。一時技能同様にエリアチェンジするとリセットされるが、ログアウトでは保持されたままとなる。
また、この報酬増加率はエリア内で共有されており、例えば訓練ページ1で増加率を最大まで成長させてからページ2の訓練を達成すると、そちらで得られる報酬も最大のものとなる。
対象となるモンスターは既存のモンスターの他、2011年5月10日のバージョンアップで新規追加された高レベル向けのモンスターも含まれる。その為、低〜中レベルまでのレベル上げの他、高レベル帯でも利用することが可能。
また対象エリアはバージョンアップ毎に順次追加されており、2012年8月現在ではほぼすべてのレベル帯に対応した自主訓練が存在する。
受ける事ができる種類やエリアなどの詳細情報は、【自主訓練/オリジナルエリア】【自主訓練/ジラートエリア】を参照のこと。
一時技能
自主訓練完了後、ランダムで自身に有効な強化が付与されることがある。この強化はエリア内にいる限り有効であり、ログアウトでは消失しない。更に自主訓練を繰り返すことで徐々にレベルが上がり、効果が上昇していく。
強化の内容は攻・飛攻アップといったステータスに関わるものから、トレジャーキャスケット発見率アップ・クリスタル入手率アップといった補助的なものまで多岐にわたる。
戦闘支援
タブを消費することにより、野戦教本(Grounds Tome)からさまざまな効果の戦闘支援を受けることができ、その種類はフィールド・オブ・ヴァラー対象地域のそれよりも多岐に渡る。詳しくは【戦闘支援】を参照のこと。歴史
対象エリアは実装時点ではオリジナルエリアのダンジョンが中心だったが、対象エリアはバージョンアップに伴い、順次拡大されている。2011年9月20日のバージョンアップではジラートエリアのダンジョンの一部が追加された。2011年12月15日のバージョンアップではデルクフの塔(下層、中層、上層)、ウガレピ寺院、怨念洞、海蛇の岩窟、流砂洞が追加された。GoVの対象になった場合、該当エリアの敵の配置変更・追加*1、Treasure Casketの追加などが行われる。再配置されたエリアはモンスターの再ポップ時間が5分になるが、海蛇の岩窟・イフリートの釜・ウガレピ寺院・怨念洞のように、モンスターが再配置されなかったエリアはポップ時間は据え置きになっている*2。