ゲーム内で見かける表現のため、カタカナ名に付して使う場合には、こちらが正式な名称と考えられている。もっとも、大分類を示す語としては他に「系」が使われることもある(詳しくは下述)。
それぞれの大分類内には、さらに小分類として、種族名(「族」)が存在する。
大分類と相互の関係
相克関係(1)
- バード類(鳥類とコウモリ族。アクアン類をひるませ、アモルフ類にひるむ)
- アクアン類(水棲生物。アモルフ類をひるませ、バード類にひるむ)
- アモルフ類(無機・不定形生物。バード類をひるませ、アクアン類にひるむ)
相克関係(2)
- ビースト類(コウモリ族以外の哺乳類。リザード類をひるませ、プラントイド類にひるむ)
- リザード類(ドラゴン類を除く爬虫類。ヴァーミン類をひるませ、ビースト類にひるむ)
- ヴァーミン類(昆虫。プラントイド類をひるませ、リザード類にひるむ)
- プラントイド類(植物。ビースト類をひるませ、ヴァーミン類にひるむ)
相反関係(1)
相反関係(2)
その他
その他に属する生物は、他類との強弱関係が存在せず、キラーの効果が一部の例外を除いて及ばない。人間に属するプレイヤーキャラに対してキラー効果*1をもっているモンスターが存在する。例として畳楯をドロップする巨人族のNM「Gration」が挙げられる。
「類」と「系」の語法を巡って
ゲーム内のアイテムの説明文では、(カタカナ表記の場合は)「カタカナ+類」の表現が使われている例がある(「獣の血」、「鳥の血」、「トカゲの血」など)。従って、一般的にはこの方法で表記するのが公式の流儀と解されている。参考までに、攻略本等に目を転じると、ほぼ完全に表現の統一がみられる種族名の扱いと異なり、例えば「アクアン」といったカタカナ名称の後ろに、「類」をつけるのか、「系」をつけるのかについては、以下に見るとおり、出所により扱いが統一されておらず、公式には表現の統一の働きかけが行われていない感がある。
▽カタカナ+「類」を使っている例
- ゲーム内のアイテムの説明文(上述)
- →ファイナルファンタジーXI マニアックス ハンターズ・バイブル Ver.20051213 (ファミ通の攻略本)(p.30参照)
- →ファミ通DVD MOOK ヴァナ・ディール通信vol.2~アサルトだよ!全員集号!~(p.54〜59)
▽カタカナ+「系」を使っている例
- →ファイナルファンタジーXI ジラートの幻影・プロマシアの呪縛 ヴァナ・ディール ワールドリポート Ver.050224(p.69参照)
- →ファイナルファンタジーXI リーダースタイル (The PlayStation2 BOOKS)(p.6〜7参照)
一方、漢字表記(「鳥」「軟体」等)の後ろに付ける表現については、キラー特性に関するゲーム内の説明文では「系」が充てられている。
なお、一部の攻略サイト等では「系」を小分類に対して使用していることも有るので、混同しないように注意。
また、やや細かな話になるが、「カタカナ+類」を使っているケースでは、「獣人」の後ろには「類」をつけない扱いで統一されているように見受けられる(独立した種族である「オークの戦闘機械」の後ろに「族」をつけないのと同じ)。また、ゲーム内でも、「○○の血」の中で、「獣人の血」だけは説明文中に「類」の字が見当たらない。これに対し、「カタカナ+系」を使っているケースでは「獣人系」という表現が使われている例もある。