メニューの「モグハウス確認」→「モグロッカー」を選ぶ(テキストコマンド「/locker」でも可)ことで中身を確認できる。
使用可能エリア
初期設定ではアルザビのみで利用可能であるが、アトルガン白門レンタルハウス前(F-11)のNPC・Fubruhnのところで使用可能エリアの変更が可能。変更すると維持費が増える代わりに全てのモグハウスとレンタルハウスでモグロッカーが使用できるようになる。利便性が大きく増すこと、維持費がもともと安いことなどから、通常は全モグハウス対応で使用することになるだろう。なお使用可能エリアの切り替えはいつでも可能。維持費
維持費として、アトルガン貨幣が必要となる。維持費の仕組みとしては、アルザビのみで利用する場合、地球時間で7日につきアトルガン青銅貨1枚、使用可能エリアを拡張した場合は地球時間で5日につきアトルガン青銅貨1枚かかる。維持費の振込みはFuburuhnかモグハウス/レンタルハウス/モグガーデンのモーグリへアトルガン青銅貨をトレードすることで完了する。なお納入維持費分の期限を過ぎると、出し入れができなくなる。モグロッカーに保管していたものを取り出そうとしたとき、期限切れで慌てないよう注意が必要。
実装初期に比べれば皇国軍戦績を稼ぐことは容易になっており、ビシージ一回で戦績5000、青銅貨250枚分を稼ぐことも可能。これは地球時間3年5ヶ月分の維持費に相当する。常に多めにチャージしておくと良いだろう。
収納数拡張
収納数の拡張も可能であり、この場合はアトルガン白門の担当NPC、Fubruhn (F-11) に所定のアトルガン貨幣をトレードする必要がある。収納数を最大にするためには多くのアトルガン黄金貨が必要になるが、利便性が大きく増すためぜひ拡張しておきたいところである。拡張収納量 | 費用 |
---|---|
30 → 40 | アトルガン霊銀貨4枚 |
40 → 50 | アトルガン黄金貨2枚 |
50 → 60 | アトルガン黄金貨3枚 |
60 → 70 | アトルガン黄金貨5枚 |
70 → 80 | アトルガン黄金貨10枚 |
バージョンアップによる変遷
かつてプロマシアの呪縛でレベル制限エリアが多数実装された際、多くの冒険者が装備を揃えるのに多大な時間と手間がかかるのを嘆いた。解決策の一つとして装備品保管も実装されたが、その利便性の悪さからうまく機能したとは言いがたかった。それらを解消すべくモグロッカーが実装され、維持費も手頃なためジョブ変更用の装備の収納問題はかなり緩和された。しかし実装当初はモグロッカーはアルザビでしか使えなかったため、そもそもはジュノにも劣らない素晴らしい利便性を秘めているアルザビへの人口集中に一段と拍車をかける要因の一つとなった。そのため2006年7月25日のバージョンアップでアルザビ以外でも使用できるように変更された。
また維持費のチャージに関しては、青銅貨のトレードは1枚ずつしか行えなかったが、2007年3月8日のバージョンアップにて、一度に複数枚トレードする事が可能になった。
また、2007年8月28日のバージョンアップにて、ノマドモーグリでもモグロッカーが利用できるようになり、さらに利用可能エリアが広まった。なおノマドモーグリには、アトルガン青銅貨のトレードによる維持費の振込みはできない。
2013年10月8日のバージョンアップで、モグガーデンのGreen Thumb Moogleでもアトルガン青銅貨のチャージが行えるようになった。
収納数拡張に関しては、一段拡張するごとにコンクェスト集計をまたぐ必要があったが、2014年6月17日のバージョンアップでこの制限は撤廃された。
倉庫キャラでのモグロッカーの使用
現在ではモグロッカー拡張の際の待ち時間が撤廃されたため、使えるようになってしまえば一気に拡張でき便利になった。事前準備を除き、使用可能になるまでに1キャラクター当たり30分〜1時間程度の作業が必要になるので、やる際は覚悟する事。
事前準備
作業に入る前に必要な物を用意する。キャラクターはLv1でも問題ない。準備するアイテムに関しては基本的に倉庫人数分必要である。- クエスト「天晶堂入会」に必要な天晶堂への紹介状(これは倉庫全体で1つあれば良い)。
- クエスト「アトルガン皇国へ」で使用する各獣人拠点の宝のカギなどを1個。三国のCurio Vendor Moogleが5000ギルで販売しているので、メインキャラで買って宅配すると楽。
- サイレントオイルとプリズムパウダーを必要に応じて準備。3個あれば十分である。
- アトルガン霊銀貨4枚、アトルガン黄金貨20枚。※モグロッカー拡張のため。
- 任意でアトルガン青銅貨数枚。※期間延長のため。
- 任意で地図。各地の地図屋が販売している。
- ドゥブッカ島監視哨に行くならアトルガン白銀貨1枚(アルザダール海底遺跡群通行のため)
- モグハウス出口拡張クエスト用の花やクリスタル。
※ユニティに参加させるため。詳細は【繋がりの軌跡】参照。
手順
- エミネンス・レコードの目標「繋がりの軌跡」をクリアし、ユニティに参加する。
↓
- ユニティ・コンコードのテレポ・サービス「ウォンテッドエリアへ移動」でバタリア丘陵(CL125)に飛び、ジュノデビューする。
↓
- ジュノクエスト「天晶堂入会」をクリアし、ジュノ下層の天晶堂へ入れる状態にする。
天晶堂への紹介状をいきなりNPCにトレードすれば名声稼ぎ不要でクリアできるため、一番早い。
天晶堂への紹介状はクリアする度に新しい物が貰えるため、1枚あれば全ての倉庫キャラで使いまわす事ができる。
↓
- クエスト「アトルガン皇国へ」をクリアし渡航免状を入手。宝のカギ等を渡すだけでよい。
ヴァナ0時越え+要エリアチェンジ。ログアウトはエリアチェンジと見なされない。
↓
- アトルガン白門へ向かう。ルートは2つ。
1つはマウラからアトルガン行きの船で行くルート。マウラで乗船する際はセルビナ行きの船と間違えないように注意。なおマウラに行ったことがない場合、「ウォンテッドエリアへ移動」(CL119)でバルクルム砂丘に飛んでセルビナから機船に乗れば安全にマウラに移動できる。
もう1つのルートは、「ウォンテッドエリアへ移動」(CL125/CL135)でワジャーム樹林(I-10)に移動してアトルガン皇国まで歩く。インスニは必要だが船の移動がない分早い。ワジャーム樹林地図を予め購入することを推奨。
↓
- アトルガン白門に着いたら、(I-10)のサラヒム・センチネルに移動し「不滅の防人」のオファーを受け、不滅隊への差し入れを届ける。
マウントもエスケプも使えず、見破りモンスターに瞬殺される低レベルの場合、自ずと行先はマムージャ監視哨あるいはドゥブッカ島監視哨に絞られるだろう。船に乗るので時間はかかるが、ドゥブッカ島監視哨が移動距離が短くて楽である(ただしアトルガン白銀貨が1個必要)。行き方は各監視哨の項目を参照。
↓
- 監視哨の移送の幻灯を使いアトルガン白門に戻り、サラヒム・センチネルに戻って報告。この時点でモグロッカーが使用可能になる。任意でアトルガン白門レンタルハウス前のFubruhnに用意したアトルガン貨幣を渡し、拡張・期間延長をする。
修正済みの不具合
2015年11月10日のバージョンアップで修正されたが、かつてはモグロッカーの有効期限は2038年1月19日を過ぎたあたりで表示がバグる(時刻が表示されなくなる)という不具合があった。これは2038年問題というC言語の実装に関わる問題で、
- C言語の時刻は1970年1月1日からの経過秒数で表される
- 時刻の変数は符号付き32bit整数で実装されていることが多い
- 2038年1月19日3時14分7秒になると変数がオーバフローして負の値になり、プログラムの実装によっては正しく計算できなくなる。
という仕組み。表示がおかしくなってもロッカーは引き続き使えるので、おそらくロッカーの有効期限を年月日に換算する部分で符号付き32bit整数を用いていたものと思われる。
もっとも、2038年までFFXIのサービスは続くのか?という話もあるが。