競売価格操作

競売価格操作(きょうばいかかくそうさ) / 逆引
FFXI競売所は、その名に反して販売代行システムである*1。このため、売り手の希望価格を主体とした相場形成機能を有している。プレイヤー競売所を使用する場合、履歴を参考にして相場を推定することが出来る。推定した相場に対して、出品額・落札額を決め利用するのであるが、直近10回の履歴しか確認することが出来ず、取引の盛んな品ほど相場の推定が困難となる。競売価格操作とは、その特性を利用して履歴を操作し、取引価格を操作することである。
競売履歴のないアイテムに落札価格がわかり易い様にするため利用することがある他、個人の利益のためによる操作がある。

業者による価格操作

ワールドにおいて価格操作を用いて業者が利益をあげているということが問題となっている。業者の取締りが厳しくなった現在では高レベルキャラを利用してのRMT活動はアカウント処分という点からみると効率がいいとはいえない。しかし、競売価格操作はレベル1のキャラクターで行うことができ、アカウントを停止されてもすぐに別のキャラクターで行なえるという点を持っている。停止されるまでは、フリートライアルの存在がそれに拍車をかけていた。

業者が用いる方法は以下の通りである。
  1. 複数のキャラクターを用いてあたかも通常の取引と思わせる競売履歴を残し、相場を下げる。
  2. 安価な競売履歴に価格操作したアイテムを24時間体制で出品されしだい落札し、大量に確保する。
  3. その後、1.同様の方法で今度は相場を吊り上げた履歴で埋め尽くす。
  4. 確保したアイテムを出品し利益を得る。
  5. ある程度アイテムを捌いたら1.に戻る。

サーバーにもよるが、カンスト以降もよく使用される装備や取引の多い高額素材が価格操作に利用されやすい。
一般プレイヤーがこの操作により被害を受けたり、競売全体の相場*2に影響が出てくるといった問題が生じる。

投げ売りによる競合排除

主に寿司紙兵などの消耗品を採算ラインすれすれで販売することにより、一般プレイヤーによる参入を阻み、確実に売り上げを稼ぐ場合もある。この場合、購入するだけなら実害は見えにくいが、合成を行うプレイヤーにとっては、生産物が原価に見合った妥当な価格で販売できないという問題が生じている。

一般プレイヤーによる価格操作

個人の利益のための価格操作

倉庫キャラや複数のアカウントを使用して業者と同様の手法を採ることもあるが、これとは別に赤字前提の圧倒的な安値で競合を駆逐し、他の出品者が撤退した後に価格をつり上げる操作もある。この場合、特定のキャラクターで出品を行うことをいとわないため、他のプレイヤーからのヘイトを稼ぐことにもなるが、価格操作自体は明文の処罰対象となっていないためこれを止めることは、困難である。*3
独占あるいは寡占状態にある品については、相場が妥当なものであることは望めないが、自衛手段としては自作あるいは合成職人を見つけて確保する以外にはないのが実情である。

相場形成のための価格操作

新たに実装されたアイテム、とりわけNMBFからのアイテムは、当然相場が形成されていない。しかし、同種のアイテムに対する比較、合成品であればそれに加えて原価との比較により、目処を付けることは可能である。
この目処を知らせるための手法として、出品と落札を行い、最初の相場を形成する方法がある。
また、新合成品の既存素材がそれまで有用品ではないために店売り処分され流通が少ない場合にも、流通量を上げるべく価格操作を行うことがある。

関連項目

競売所】【業者
*1
FFXI競売所に競りの機能はない。
*2
操作された素材合成アイテムなど。
*3
出品が倉庫素材競売NPCで完結するという条件であれば、他のプレイヤーへの評判すら全く意味を持たない。