指や耳、グリップ、髪飾りや首などのアクセサリ的なものにAll Jobsかつ高性能のものが多いが、その他の部位ではイベントアイテムや初期装備などの、戦闘のための性能が低く設定されている装備にAll Jobsがついていることがほとんどとなっている。
ただし、種族装備など実用性の高い例外もある。
イベントアイテムや、エプロン・トレイニー装備などの職人装備品は、どのジョブをメインジョブにしても公平に利用できるよう、All Jobsに設定されている。
バージョンアップで新ジョブが追加されると同時に「All Jobs」の表示が変わる場合もある。
アトルガンジョブ実装時には、クラーケンクラブの表記が「All Jobs」から「戦モ白黒赤シナ暗獣吟狩侍忍竜召」に変化した。
All Jobsの武器
防具と違ってジョブ毎にスキルの有無があるためか、All Jobsの武器は少ない。片手棍には、アトルガンの秘宝でコルセアが実装されるまでは全ジョブが片手棍スキルをもっていたこともあって、All Jobsが設定されている系統(クラブ類)が存在する。
また、武器としての性能以外に主目的が置かれているような両手棍にもAll Jobsが設定されているものがある。
ヴァナ・ディールの白魔道士は刃物の使用が禁じられているという設定があるが、イベントアイテムでは考慮されていない。
スキルを持たないAll Jobs武器の利用
スキルを持たない武器は有効に使えないため戦闘に用いられることは少ないのだが、殴り性能以外を目的としてスキルを持たないAll Jobs武器を装備することがある。代表的なものは属性杖を使う赤魔道士や、ファイアスタッフや滅鬼積鬼をかついだ狩人など。ナイトは両手棍スキルを持つので適切な例ではないかもしれないが、アーススタッフをかついだナイトも有名。場合によっては風杖をかついだ忍者というものもある。
またアビセア実装後は、アビセアNMの弱点を突くためにこれらを装備して、本来そのジョブでは撃てないはずのWSを撃つ手法も考え出された。注意点として、サポを選ばなければスキルが足りなかったり、EXWSだったりして使いたいWSを撃てない場合がある。また、スキルが足りなくて攻撃が当たらなかったり、当たってもD値が低くて0ダメになりTPがたまらないということもあるので、TP確保の手段を用意した方がいいだろう。