従前のLv1から使用可能なものに加え、2013年11月5日のバージョンアップでLv96から使用可能なものが追加された。
2012年12月13日のバージョンアップで再使用時間が2時間から1時間に変更になった。2時間だった頃はプレイヤーの間では2H、2Hアビ、2アビなどと呼ばれていた。
英語では(とくに緊急時には) 2hrと言うこともあった。H(hr)とはhourの略である。英語では文字通り「Two-hour Ability」という。
魔力の泉と連続魔、竜剣、アジュールローには専用のアイコンが用意されているが、それ以外のものには丸の中に「SP」と書かれた簡素なものが使われている。
概要
各ジョブが持つ「必殺技」「切り札」であり、ピンチの時の救済手段になるもの、手ごわい敵をねじふせるもの、また戦闘能力を一時的に高めるものなど、様々であり使いどころをきちんと理解することが重要である。このアビの優位性によってジョブ毎に差が出ているのも事実で、ミッションやクエストなどのBF戦では、ジョブを限定した募集シャウトがある場合、このSPアビを期待して募集されることもある。
また、敵が使ってきた場合には最大限の注意を払うべき対象であり、特にモ赤忍召あたりが使うものは凶悪である。
再使用時間は新旧のSPアビリティそれぞれで独立しており、ジョブチェンジしても回復しない。
(例)
- 戦士でマイティストライクを使った後、白魔道士にジョブチェンジしても1時間は女神の祝福を使えない。
- 戦士でブラーゼンラッシュを使った後、白魔道士にジョブチェンジしても1時間は女神の羽衣を使えない。
- 戦士でマイティストライクを使った後すぐブラーゼンラッシュ、あるいは白魔道士にジョブチェンジして女神の羽衣を使える。
再使用までは原則として1時間待たなければならないが、以下の場合にリキャストをリセットすることができる。
- コルセアのSPアビ「ワイルドカード」で5もしくは6が出た場合*1
- テンポラリアイテム「技能の薬」を使用した場合
- アビセアエリアで最高ランクの青いSturdy Pyxisを開錠した場合
- レイヴ戦闘中にアビリティ回復を得た場合
他に、デュナミスのゴブリンNMが使用するWS「運命のダイス」でアビリティが復活することもあるが、これを意図して利用するプレイヤーは少ないだろう。またリンバスのArmoury Crateの中には、アライアンスメンバー全員のHP/MP/全アビリティを回復する「回復箱」があり、SPアビリティも回復する。
エヴォリスのSPアビリティ毎に存在する「使用間隔-x」のオーグメント装備にて、再使用時間をx分短縮*2することが出来る。
各ジョブのギフトの最終段階、ジョブマスターの称号を得ることで再使用時間を15分短縮できる。
2003年4月15日のバージョンアップまでは再使用時間がジョブチェンジとともに回復しており、当時は連続魔が魔法スキル上げに使われていたり、百烈拳でつよ連戦>死デジョンまたは近くのモグハウスでジョブチェンジ>また百烈拳>短時間でレベルアップ、といったことも可能だった。
モンスターが使用するアビリティもプレイヤーと同様の再使用時間を持っており、時間が経過すると再度アビリティを使用する可能性がある。一部NMが何度もアビリティを発動するのは、この値が短いためと考えられる。
各ジョブのSPアビリティ
各ジョブ上段は従前のものでLv1から使用可能、下段は新SPアビリティでLv96から使用可能。効果の詳細は各SPアビリティを参照。ネタとしての用法
転じて、SPアビリティではないアビリティや魔法が様々な理由でめったに(それこそ2時間に一度ほどしか)使われない状況を揶揄して、「○○が2時間アビになってる」などと言われることもある。具体例としては各種サークル系アビや、HP消費で後衛の負担になる恐れのあるジョブアビリティ「暗黒」、あるいはかつての「かまえる」等があげられる。
もっとも、みやぶるあたりは下手すれば数年来使用されてなかったりもするので2Hならマシな部類なのかもしれないが。
あるいは自分の与ダメージにばかり注力して挑発やバッシュなど有用なアビを使用しないような場合に、プレイヤーを揶揄する意味で「挑発が2Hアビ〜」と評されたりする。
歴史
2003.4.15:ジョブチェンジによるSPアビリティのリキャスト回復が不可能になった。
2012.4.25:
2012年ロードマップにおいて、「新2Hアビリティ」を6〜7月頃に追加するというスケジュールが公開された。
2012.8:
この頃から順次各ジョブのアビリティがテストサーバーにおいて使えるようになった。この時点では既存のSPアビリティはリキャストと共有となっていたため、どうしても既存のアビリティと比較され、使えないという烙印を押されるアビリティも多かった。
2012.9.5:
松井聡彦氏から、新2Hアビリティのリキャストが既存のSPアビリティから分離されることが発表された。
ただし、リキャストの枠がカツカツであり、それを拡張する作業が必要となること、元々リキャスト共有で設計されていたため、再度バランスを見直す必要があり、当初のスケジュールからは大幅に遅れる予定である。
2012.12.13:
SPアビリティの再使用時間が2時間から1時間に変更になった。
2013.11.5:
新SPアビリティが実装された。