狩人一強時代

狩人一強時代(かりうどいっきょうじだい) / 逆引
およそジラート初期からプロマシア中期にかけての狩人が隆盛を誇った時代を指す。

サービススタート〜暗黒核熱時代

サービス当初の狩人は様々な点で苦しまされていた。その原因としては主に以下のものが挙げられる。


これらにも増して最大の原因であったのは、他プレイヤーにとって狩人を誘う理由がなかったという点である。
暗黒さんレタスよろwに象徴される核熱時代に在って、前衛にまず求められる能力とは、バーニングブレード/レッドロータスコンボ/乱撃アースクラッシャーなどの核熱向けWSが撃てる事であり、通常攻撃の強さではなかった。また注意したいのは、トスWSとして求められたのは「溶解WS」ではなく「レタスorバーニン」である。これには大きな違いがある。当時猛威を奮った不意打ち乱撃はたった一つ弱点を抱えていた。威力が高すぎるため、連携不成立等により敵を仕留めきれない場合、タゲがはがれなくなるのである。このためトスWSに求められるのはまず必中である事であり、命中率に難があるフレイミングアローなどは歓迎されなかった。
狩人サポートジョブ戦士などをつければレッドロータスは撃てるが、実状としてレッドロータスを撃てる前衛はあふれ返っており、その過酷な誘われ待ちレースを勝ち抜く武器にはなり得なかった。そもそも核熱時代とは骨骨ファンタジーとほぼ同義語であり、骨系モンスターを苦手とする狩人は、ごく僅かに見出された存在意義である通常攻撃の強さすら否定された。

核熱時代の終焉〜湾曲時代の夜明け

サポートジョブによる不意打ち弱体モンスター毎の属性レジスト率強化、骨系モンスターの大幅強化だまし討ち実装モンスターの配置換え等の調整から、時代は湾曲時代=虫虫ファンタジーへと移行していく。この当時のパーティ構成の主流は、まず盾ジョブとしてナイトタゲ固定のサポートと湾曲連携〆役としてシーフ後衛が三枠とされ、残る一枠を巡って前衛達はしのぎを削っていた。
湾曲連携を重視し始めたのなら、貫通WSを得意とする狩人も人気になるはずではあったが、そこには幾つものハードルが存在した。
まずシーフ不意だまが流行していたという事は、戦闘開始時や連携開始後一時的にトス役がタゲを取らなければならないという事であるが、狩人は全レベル帯を通して平均的に防御力が低く、一瞬でもタゲを取るのは危険とされた。また当時はレベル上限そのものが低かったため、スキルランクの差より強化対象部位の直接的な底上げをする事のほうが効果的であった。具体的にはブリガンダインを着ているスキルAの狩人より、鋼鉄銃士制式甲冑一式を装備し「バーサク」や「アグレッサー」を使用しているスキルDの戦士のほうが攻撃力命中率防御力の全てで勝っているという厳しい現実があった。さらに言えば必要なのは「貫通WS」であって「遠隔攻撃」ではない。戦士側からすれば「そもそも主力は不意だま切断WSであり、貫通WSはあくまで湾曲連携を成立させるための土台に過ぎない。そこにわざわざ有料&低スキル武器を使う理由はない」という認識があった。あえて遠隔攻撃のメリットを挙げるとするなら「WSだけ遠隔貫通で行い、通常攻撃は他にスキルの高い、或いはスキルを上げたい武器を使う事ができる」という、まさに狩人不在の理論がまかり通っていた。

ジラートの幻影実装ヴァナ最強アタッカーの産声

ジラートの幻影実装前、忍者実装を最も注目したのは当時の狩人たちである。現在では二刀流は最高クラスのジョブ特性の一つとして認識されるが、実装前にはその性能を疑問視する声が少なくなかった。「武器を2つもてば確かに合計D値は倍だが、隔も倍になるのなら意味がないのでは?」という至極もっともな推測がなされていたからである。だが遠隔攻撃を主力とする狩人にとっては接近武器の隔の増加など考慮に値しない。狩人アーチャーナイフ二刀流サポートジョブ忍者の有用性を見出し、さらに予想外の空蝉の術により防御面の脆さを克服した。時期を前後して当初からの不具合が改善され、狩人を縛る様々な要素が消え去った時、報われる事のない薄幸のボンクラジョブは、比肩するもののないヴァナ最強のアタッカーへと生まれ変わった。

狩人一強時代銭投げ至上主義へ

弱点を克服した狩人は、まず暗黒騎士・侍・竜騎士などの貫通トスを得意とするアタッカージョブに取って代わり、レベリングパーティの人気ジョブとなる。当時の高レベル向け狩場であるボヤーダ樹での相性も追い風となり、その戦闘能力は絶対的だった。
それまで鉄板と考えられていたナイトシーフ黒魔道士という構成にまで疑問を投げかけるに至り、結果ナシ狩赤白詩やナシ狩狩白(or赤)詩、はてはナ狩狩狩白(or赤)詩、狩狩狩狩白(or赤)詩などという極端な編成が最高とされた。時期を同じくして忍者が最高の盾ジョブとして認知され始め、ヴァナ銭投げジョブが最強という風潮が出来上がりつつあった。

開発サイドの試行錯誤〜遠隔攻撃の存在意義とは

開発サイドは当初から狩人の突出した戦闘能力を警戒していたようであるが、一方で「遠隔攻撃の存在意義」を実現させるべく様々な試行が展開された。有名なところではジラートの幻影実装直後、矢弾交換によってTPが初期化するという仕様変更を実装しつつ、同時に戦績矢実装するというバージョンアップが存在した。が、これは狩人以外のプレイヤーからも仕様の不備が指摘され、結果として短期に撤回する事となる。この一事に象徴されるように、開発サイドは狩人の強さを認めつつも、強烈なデメリットを内在させる事により他ジョブとの差別化を計ろうとしていた事が伺える。

台頭する他ジョブたち〜プロマシアの呪縛実装

Lv75キャップ開放と前後して、徐々にではあるが狩人の前に対抗馬となり得るジョブが現れ始めた。マーシャルアーツ第6段階と夢想阿修羅拳を手にしたモンク核熱時代以来の苦節の日々から這い上がり、スピンスラッシュの大幅強化により暗黒騎士が光連携〆役として台頭し始め、シルブレ士と呼ばれた戦士サポ忍ランペを新たなスタイルとして確立するなど、狩人一強に対して包囲網を形成しつつあった。
だが他ジョブ狩人に迫る戦闘能力を発揮するに至ったのはレベリングまでで、それ以外のコンテンツでの物理アタッカー枠は相変わらず狩人の独占市場だった。特にプロマシアの呪縛実装されると、レベル制限エリアでも瞬発力に優れる狩人は攻略に必須とされたのに対し、他の物理アタッカーは「後衛何が出来ますか?」「三国プロミヴォン戦士サポ忍限定なら」という有様だった。このため他物理アタッカー達は「今まで育てたジョブで追加ディスクを攻略する」のではなく「追加ディスクを攻略するために今からジョブを育てる」という不本意な路線変更をせざるを得なくなってしまった。だが時間や資産の問題で狩人を始める事が出来ないプレイヤーや、ジョブに思い入れのあるプレイヤー達は失望感や怒りから引退するという事が相次ぎ、またタイミングが悪い事に、ほぼ同時期に後に空前の人気MMORPGとなる「World of Warcraft」のリリースがあり、開発サイドは深刻にこの問題と向き合う必然性に迫られた。これが結果として2005.07.19の遠隔弱体パッチに繋がっていく事となる。

悪夢の7.19パッチ狩人一強時代の終焉

2005年7月19日。
この日のバージョンアップ情報に一つの項目が記述される。
遠隔攻撃ダメージと命中率の距離に応じた補正」と銘打ったこのパッチこそが、約二年に渡る狩人一強時代の終息宣言となる。
このことに多くの狩人が混乱した結果、この日を境に徐々にその人口を減らしていった。
プレイヤーからすれば弱体パッチと考えたくなるような形ではあるが、このパッチを以てサービス当初から喪失していた「遠隔攻撃の存在意義」が遂に実装されたとも言える。
遠隔攻撃弱体はそのまま狩人弓侍含む)の弱体と言い換えられ、結果狩人はその力を大きく削がれることとなった。

数ある弱体パッチのほぼ全てがユーザから非難と怨嗟の声を受けるのが当り前であるのにも関わらず、この距離補正パッチだけは最大級の例外で、当時狩人をあげていなかった多くのユーザに大讃辞をもって迎えられた。

狩人一強時代」の強烈な印象の名残として、狩人スレでは遠隔距離補正後までも尾を引いたテンプレをここに紹介する。距離補正パッチの日付と比較してその意味を噛みしめていただきたい。
ただし、匿名掲示板での書き込みであるため、狩人以外のジョブのネガティブキャンペーンである可能性を忘れてはならない。

∋―1箙38矢→
→http://yy23.kakiko.com/test/read.cgi/ff11jobplus/1148693250/
6 :名も無き軍師:06/05/27 12:33:50 ID:t87PuU6q
◆テンプレ1◆
40 :名も無き軍師:05/06/18 23:51 ID:8buCifG6
まぁ、前衛は忍狩以外イラナイでFA*1出てるしな
ぶっちゃけ戦モシ暗ナ侍竜の存在意味ってあるん?
戦士:完全劣化忍者&狩人。イラネ
モンク:劣化狩人。ゴミジョブの癖して墓では態度がでかいカス。イラネ
シーフ:完全トレハン用。メインシーフ?ありえねw
暗黒:超絶劣化狩人。マジ邪魔w消えろよw
ナイト:完全劣化忍者空蝉&回避>>>>防御&盾の現状時給落とすゴミ。
竜騎士ネタ用&中華の為だけにいる謎ジョブ。うんこくwよりはマシだが、劣化狩人
侍:野良開幕黙想乱れサイド連発するアフォ。過去のバーサクラスリゾ暗黒ギロ
する某ゴキブリと大差無いですよ?

やっぱり戦モシ暗ナ竜侍ってイラネw

7 :名も無き軍師:06/05/27 12:34:54 ID:t87PuU6q
◆テンプレ2◆
41 : 名も無き軍師 :05/06/19 00:16 ID:NSNeYBxA
>>40
マジレス大好きな俺が相手してやろう

お前のコメント見る限り、煽りにしても本気にしても低次元なヴァナライフ送ってるんだなっと気の毒になる;
せっかく狩人育てても生かせる環境にないんだろ?
ううん、知らないけどきっとそう

ジョブにだって存在意義があるものだってちゃんとあるぞ

戦士NM釣り役・誰もロットしない武具の回収係
モンク:馬鹿になりきれば、これほど安上がりにメリポ稼げるジョブはない
シーフ:地上HNM釣り勝ったり、麒麟が召還した四神を倒した後に近接ジョブが急いでモグに戻って着替えるトレハン用ジョブ
暗黒メイン白様にさせるには申し訳ない、外部ケアル要員第一候補
ナイト狩人ヒャッホイを受け止める、頼もしい存在
竜騎士:メインジョブロットルールの裏LSなら何人いてくれてもいい
侍: 唯一HNM戦での使用にたえる不意玉要員

他ジョブがあるからこそ狩人の存在が引き立つ
彼ら脇役の存在を忘れずに、日々感謝汁

8 :名も無き軍師:06/05/27 12:36:19 ID:t87PuU6q
◆テンプレ3◆
170 名前:名も無き軍師[sage] 投稿日:05/06/11(土) 01:15 ID:2Z.SlvIQ
狩狩狩狩赤詩で時給12000いくよw
モンク?イラネwwwwメリポ最強は狩人でFA出てるしw
つかアタッカー狩人以外イラネw狩人>>>>>>戦モシ暗侍竜でFAw
雑魚はさっさと解約しろよw

その後

冬の期間を経た後、距離補正が緩和され追加アビリティベロシティショット」が実装されることになるが、それらは「遠隔武器」「距離補正」「ベロシティショット」等の項目を参照されたい。

不遇からの復権、新たなる時代の到来

6年ぶりとなる拡張データディスクアドゥリンの魔境」の発売後、狩人の運命は再び大きく動く。
まず、狩人と相性の良かったナ盾の地位が一気に浮上、そして2013年11月5日のバージョンアップではレリックウェポンIL119への強化が可能となる。
そこへ2013年12月11日のバージョンアップにて、上位ミッションバトルフィールドが登場する。

このBF戦は、装備を固めたナイト以外がタゲを取った場合、まず死を覚悟せねばならない、恐るべきものである。
そうでなくとも、敵は凄まじい威力の範囲攻撃を何かしら持っており、タゲを取らずとも下手に被弾すれば即死する。
この場合、前衛が離れれば少なくともそれ以降の範囲攻撃は受けなくてすむため、回復ナイトに注力するのがベターな選択となる。
だが運悪く巻き込まれた前衛瀕死となり、ヒーラーがそちらに回復をまわしたことでナイト戦闘不能になってしまうなど、想定外の事故も起こり得る。

しかし、すべての攻撃遠隔で行う狩人は、範囲攻撃の届かない安全な位置で戦うことができ、ヒーラーは盾に集中できる。
さらにアナイアレイター固有WSカラナック、あるいは与一の弓南無八幡ならば、ヘイトを気にせず大火力をぶつけることができるのである。
この結果、「イーハンナイト、レリ狩人」を求めるエールがヴァナを飛び交うこととなった。
また、レリック武器がなくとも、デコイショットによるヘイトコントロールはそれだけで有用性が高く、戦術の洗練と周知が進むにつれ、難易度が「とてむず」以外ならばレリック武器所持の制限も外れるようになっていった。

こうして狩人はまさに「遠隔攻撃」の持つ利点とジョブそのものの力によって、新たなる時代を迎えたのである。

ただし、この地位はかつてのような一強ジョブではない。多数の弱めの敵を移動しながら戦い続けるスカーム耐性をもついくつかのメナスボス群など、相性が良くない戦闘や敵も少なくない*2
それでも、人々が狩人の力を改めて見出したこと、そして2014年現在、狩人が求められ続けているのは確かである。

関連項目

狩人】【ハンターアタイア】【暗黒さんレタスよろw】【不意打ち乱撃】【遠隔武器】【遠隔攻撃】【距離補正
*1
俗に言うFinal Answer、略してFA。FF11ユーザー間ではしばしば「確定」という言葉も用いられる。本来の語彙である「確定」とは異なる意味で使われているので注意。
*2
開発も、最近は直接の弱体によって下限でバランスを取ることをなるべく避ける傾向にあり、他を強める、または相性の悪い敵を追加することで比較弱体を行うようになっている。突アタッカーである狩人の比較弱体とは、すなわち同じ突アタッカー竜騎士の比較弱体にもつながるなど、非常に難しい問題が山積みである。