タルナ

記事名読み
たるな
タルタルナイトのこと。

種族的に見るとタルタルMPは多いが打たれ強さ(VIT)が低く、なによりもHPが低いため、耐える盾であるナイトの適性が高いとは言い難い。


種族HPMPVITMND
タルタル10405256761
ヒューム12363427064
エルヴァーン13272667369
ミスラ12363426761
ガルカ14481437764

最大の特徴はそのHPの少なさとMPの多さである。
どちらも他種族後衛に匹敵するほどの数値
注釈1
エルヴァーン75白/黒はHP1088、MP576。白ガルに至ってはHP1209、MP453と逆転している。
であり、他のナイトとは一線を画していると言える。

生来のHPの低さのため攻撃を食らうとヘイトが抜けやすく、強力な一撃系TP技を持つ相手は苦手としている。
開幕から高ヘイトを保ち続けることが要求されるような短期決戦での盾役としても、序盤でのヘイトの抜けの大きさもあってあまり向いていない。
また攻撃力の強いモンスターと対峙する場合、ケアルをするリズムが狂うとその最大HPと防御の低さでたちまち沈むという危険性も持ち合わせており、この辺りはタル忍と同じく支援する側の高いスキルとフォローが必要となる。
最近ではサポ忍の浸透やWSロイエ実装により、HNM戦においてもヘイスト命中を重視する傾向にある。それらのステータスHP敵対心を両立することが難しいなど、装備面でも苦境に立たされている。

しかし最大MPが豊富なため、自身や仲間がダメージを負ったときはMPが枯れることを危惧することなくケアルを使うことができ、またその回復によってヘイトが高まるのでタゲ固定にも繋がるという強みもある。
ただし、ケアルを使用しやすいということは他種族に比べてMPの消費量が多くなりやすいということでもあり、消費したMP回復させるのに時間がかかるということである。そのためタルナの長所を活かすには各種リフレシュ装備hMP装備を揃え、減ったMPを短時間で回復させるための手段を充実させる必要がある。

現在はジョブ特性オートリフレシュサンクションパレードゴルゲット
注釈2
ただし、最大HPが低いことからパレードゴルゲットの発動条件が厳しくなっており、そもそもHPの少ないタルナHPを減らした状態で盾を行うこと自体望ましくないため常に全快に近いHPを維持しなければならない。幸いそのためのMPは多量にある。
などMP供給の手段の充実により、長いヒーリング時間の問題はやや解消された。
反面、豊富な最大MPを活かした連戦能力という点については以前ほどのアドバンテージはなくなっている。
また、最近の主戦場となっているアビセアでは、アートマジェイドによる最大HPMP支援効果が%で上昇するようになっており、盾役として重要な最大HPの格差がさらに開いてしまっている。代わりに最大MPは今まで以上に優位にはなるが、潤沢な薬品や優秀なリフレアートマ等、豊富なMP回復手段が存在するアビセアではMPが枯渇する状況のほうが珍しく、最大MPの恩恵はあまり無い。

2014年4月8日のバージョンアップにて各種族最大HPMPが調整され、最大HPの序列自体は従前から変更はないものの、従前より(タルタルの)モンクで300ほどHPが上昇している。
この値はメリポHPを15段階強化する事でHP最優位種族であるガルカの素の値を上回る程のものであり、タルナHP不足は致命的となるほどではなくなった。
逆に上記の最大MPの優位性という面では他の種族に差を縮められている。

盾役としては辛口の評価を受けがちなタルナであるが、敵を選び豊富な最大MPを活かせるシチュエーションであれば優秀なナイトとして活躍できる力は十分持っていると言える。
関連項目
タル前衛】【タル後衛】【タルモ】【タル暗】【タル忍

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