ガル後衛

記事名読み
がるこうえい
ガルカ種族特性上、不向きなジョブを選択した組み合わせの総称。

MPの低さがネックであり、一般的に誘われる優先度は低いとされる。
注釈1
実際はレベルとジョブが誘う、誘われるの決定的要因なため、種族はほとんど気にされない。もしされるとしたら似たようなジョブがたくさんいたため、甲乙をつけたといった場合がほとんどである。


だが、HPVITの高さを生かして女神の祝福や印ケアルガ等の高ヘイト回復手段を使用しても余裕で生還したりと、白魔道士の場合は視点を変えると非常に面白い評価を受ける側面も持ち得る。デヴォーションMP回復量が多くなり、タルタルから見ればうらやましいと言う声も上がる。

一般的にMPがさほど重要視されない詩人などにおいてはガルカのデメリットが際立つ事が少ないが、CHRミスラと並び、全種族で最も低いことには留意しておく必要がある。
注釈2
詩人は、種族よりむしろ中の人プレイヤースキルの方が重要。なお、赤魔道士吟遊詩人青魔道士等は本来後衛と呼ばれるべきではなく、前衛中衛としてのジョブ設計も持つため、とりわけガルカであればサポ戦での物理攻撃ダメージソースとして有効とされる。が、レベリングPTなどで実際にやるかどうかは、正直なところ自己責任。

赤魔道士の場合、弱体魔法を安定して入れる為にMP増量よりもスキルステータスブーストが求められる場面が多く、MP増強装備を使用できる余地がほとんどなく、さらにコンバートHPMP総量のバランスが重要であり、これらの点から、ガルカ赤魔道士後衛向けの性能を発揮するには、相当な苦渋を強いられることになる。
注釈3
ただし、HNM戦やNMソロなど極端な廃コンテンツやレベル・装備制限が課せられるエリアを除けば、それほどまでにデメリットが目立つことはない。

黒魔道士の場合、INTエルヴァーンほど低く無いがやはりMPの少なさがハンデとなる。タゲを取ってもすぐに死なないというメリットはあるが、黒魔道士タゲを取る行為は好まれていないので特徴を活かし難いと言える。

これら以外の、スキルステータスがさほどまでに重視されない後衛向けジョブであれば、HP増強装備に比較すると入手も容易で種類も豊富なMP増強装備をキチッと揃えるなどの努力を注ぎ込むことにより、ガルカであってもレベリングでは十二分に活躍することができると言われている。
特に高レベル帯では、hMP装備も豊富になるので最大MP量の少なさ自体が大きなデメリットとはならない。またハイエンドコンテンツ参加時はPTメンバーにMPヒーラーを入れる事がほとんどなので、最大MP量の多い少ないが問題になり難い。
故に、却って頑丈な後衛として局地戦などでは重宝にされるなどの肯定的な評価も多い。
注釈4
故意に減らそうとしない限りガルカはどのジョブをやってもHPが軽く1000以上になるため、少々巻き込まれたくらいでは死なない場合が多い。
この点、HPの不足がどんな場面においても大きなデメリットとなってしまうタル前衛に比べると、かなり恵まれていると言えるだろう。

関連項目
不適正ジョブ】【タル前衛】【ガル前衛】【白ガル】【黒ガル

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