キマイラ(きまいら/Khimaira)
アルカナ類キマイラ族 編
アトルガンの秘宝で追加されたHNM種族の一つ。
合成獣の一種で、山羊の角を携えた獅子の顔と筋肉質の胴体にサソリの尻尾、コウモリの翼という異様な外見。過去のシリーズでは山羊やドラゴンの頭を一緒に生やしたイメージであったが、近作で登場するのは、さしずめ異形の魔獅子といった風情のようだ。
また、クリソキマイラという亜種も存在する。
特徴 編
特殊技 編
名称 | 範囲 | 効果 | 空蝉 | 備考 |
---|---|---|---|---|
サンダーストライク | 対象中心範囲 | 雷属性ダメージ +スタン | 貫通 | 物理ダメージ |
トゥールビヨン | 前方範囲 | 物理ダメージ +ノックバック +防御力ダウン | 複数枚 | 翼があるときのみ使用 ラーニング可 |
ドレッドストーム | 自身中心範囲 | 闇?属性ダメージ +テラー | 全消去 | |
岩息 | 前方範囲 | 石化 | 貫通 | |
プレイグスワイプ | 後方範囲 | 物理ダメージ +悪疫 +バイオ | 複数枚 | 後方カウンター |
テネブラスミスト | 自身中心範囲 | TPリセット | 貫通 | |
フルミネーション | 自身中心広範囲 | 雷属性ダメージ +スタン +麻痺 | 全消去 | 一部NMのみ使用 |
リシックブレス | 前方範囲 | 石化+衰弱 | 貫通 | 発動やや遅い クリソキマイラのみ使用 |
トゥールビヨンの防御力ダウンは行動に支障こそ無いものの、残しておくと被弾時に痛い目にあう。必ずイレースで治すこと。
そして一番危険なのはHPが少なくなると使用し始めるフルミネーション。
これ一発で戦局が一変するため、スタンで確実に止めること。
一覧 編
以下の個体が確認されている。名称 | エリア | 備考 |
Khimaira | カダーバの浮沼 | 48~72hポップ |
ナイズル島 | 60、80、100Fのフロアボス | |
アラパゴ遺構 | アラパゴ遺構-II 6層or7層ボス | |
Nemean Lion | アルザビ | ビシージ(死者の軍団Lv8) |
Khimaira 13 | ナバゴ処刑場 | アトルガンミッション「特使の御楯」 |
Khimaira 14X | イルルシ環礁 | ベレロフォン作戦(中尉アサルト) |
Gorgimera | ハザルム試験場 | エインヘリヤル第IIIウイングボス |
Tyger | カダーバの浮沼 | 花鳥風月step4 |
Harpimaira | ウォークオブエコーズ | 第4ウォーク |
Dhorme Khimaira | アビセア-ウルガラン | |
Apademak | クリソキマイラ | |
Mired Khimaira | アブダルスの模型-レギオン | 地の間 |
Mired Khrysokhimaira | クリソキマイラ、地の間 | |
Khrysokhimaira Elder | アラパゴ遺構 | クリソキマイラ、アラパゴ遺構-II 7層真ボス |
Gajasimha | 醴泉島 | クリソキマイラ、ギアスフェット |
Shedu | カダーバの浮沼 | ウォンテッド |
ミッション登場のKhimaira 13や、ビシ-ジのNemean Lionのおかげで、HNM級種族としては、万人が目にする機会がある種族では無いだろうか。
出典 編
ギリシア神話から。獅子の前半身に山羊の後半身、獅子の頭に加えて胴から山羊の頭が生え、尾は蛇(あるいは竜とも)という、数種類の生物を合成した姿をしている。炎を吐いて兵を寄せ付けず、リュキアの地を荒らし回ったが、ペガサスを駆る英雄ベレロフォンに倒された。鉛で作った槍を口に投げ入れられ、自らの炎で溶けた鉛で内臓を焼かれて死んだのだという。
多くの怪物を産んだ蛇女エキドナの子で、兄弟にはケルベロス、ヒュドラ(ハイドラ)、スフィンクス、ラドンなど本作をはじめファンタジーRPGではおなじみのそうそうたる顔ぶれが並んでいる。エキドナはクリュサオルの子と言われているので、血統的にはポセイドンとメドゥーサの曾孫ということになるのかもしれないが、実はベレロフォンと彼の乗るペガサスもポセイドンの子である。
異種の生物を合成した姿の怪物の典型的存在であり、これらの総称「キメラ」の語源となった。また生物学で異種の胚を合成して両者の特徴を持って産み出された生物をこれにちなんでキメラと呼ぶ。