ヒーラーパンタロン

両脚装備の一つ。

白魔道士アーティファクト防具「ヒーラーアタイア」の脚部。
クエスト「白と黒のプレリュード」を受けているか完了している状態で、クロウラーの巣のTreasure Cofferを白魔道士で開けなければ入手できない。

上半分は黒スパッツで、下半分がラッパ状に広がった独特の紅白模様のデザインとなっている。このデザインには賛否両論があるが、ヒーラーブリオーとデザインの合う装備が少ないことから、エラントスロップスやブレスドズボンまで着ている人が多いようである。

性能を見ると神聖魔法スキルが+15されるが、バニシュ、ホーリー等、通常のレベリングで、あまり活用しない魔法の判定に使われるスキルなので、精霊魔法スキルや弱体魔法スキルの様にブーストする必要がある傾向が少ないスキルであった。
しかし、2007.11.20のバージョンアップで追加された白魔法リポーズが、神聖魔法スキルに依存することにより、当時としては最大級の神聖魔法スキルブースト装備として見直されることになった。そのため、Lv75キャップ時代当時は着替えとしてカンストまで利用されるケースもあった。

またVITが上がることで被ダメージは多少抑えられるものの、そもそもPTにおいてはタゲを取らないように立ち回ることが多いので、この性能が活かされる場面は多くはない。

MPは+15と装備Lvとしては十分なブースト量である。ただし種族によっては種族装備の方がMPを増やせるので、MPブーストを重視する場合は、そちらを選択する人もいるようである。中でも、特に女性用の物は見た目にも違和感なく着こなせるため、おしゃれ着も兼ねて着用しているケースもある。

パンタロンは元々はフランス語でパンツのことだが、日本ではベルボトムタイプのズボン（腰から膝までは身体にフィットし、膝から裾に向かって広がったズボン）に対して用いられる。このデザインのズボンは日本では1970年代に流行しており、人によっては懐かしい響きを持っているだろう。

このAFのデザインは日本で言うところのパンタロンに近いが、元々の言葉ではこの形状のズボンに限らない。日本人（というかオッサン）にだけ分かるダブルミーニングといったところか。

【ヒーラーアタイア】【ＨＬパンタロン+1】