ミスリルラッシュ

記事名読み
みすりるらっしゅ/Mythril rush
ミスリルを求めて人々が殺到した出来事のこと。
ヴァナ・ディールでは2回起きたとされている。

天晶暦685年に、バストゥーク共和国軍が有望なミスリル鉱脈が発見されていたパルブロ山クゥダフ殲滅したことによって起きた。新たな鉱山が開拓されたことで、多くの人が一攫千金を求めてパルブロ鉱山に群がり、バストゥーク共和国の人口は一気に膨れ上がった。共和国はミスリル景気に沸き、治安維持と軍紀粛正のために『ミスリル銃士隊』が結成されたほどである。

元々ミスリル採掘はこの時に始まったわけではなく、天晶暦508年には既にグスゲン鉱山ミスリル鉱脈が発見されていた。しかし、グスゲン鉱山ミスリルは664年に枯渇したため、それから十年以上、バストゥークではミスリル鉱の不足が続いていたものと思われる。

発足後間もない黄金銃士隊は684年にパルブロ山ミスリルの有望な鉱脈を発見しているが、クゥダフ族との遺恨を残してまでバストゥークが新しい鉱脈にこだわったのはこのような背景があったのである。

天晶暦884年に冒険者が廃棄されていたパルブロ鉱山に殺到し、ミスリルを掘り出した出来事。

冒険者の間では「ミスリルマラソン」として知られるこの出来事は後に正式に史実に組み込まれ、設定資料集の年表上にも「第二次ミスリルラッシュ」として記載されている。

詳細はミスリルマラソンの項を参照。
関連項目
ミスリル】【ミスリルマラソン】【ゴールドラッシュ

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