ガレヤン族

記事名読み
がれやんぞく
エルヴァーンの有力氏族の一つ。

天晶暦190年頃にクォン大陸に移住してきたエルヴァーン諸部族のうち、現在のノルバレン地方に移住した氏族にあたる。

ジュノ海峡に程近かったため、真っ先にウィンダスの侵攻を受け、342~343年にかけての戦いに敗北してウィンダスの傘下に入ることになった。なお、後にクォン大陸を制覇したルンゴナンゴはこの戦いが始まった年に生まれている。

占領されたノルバレンには総督府が設置され、ウィンダスガレヤン族の若者を雇用してエルヴァーン傭兵団を結成している。

後にサンドリアの建国王となるランフォルはこの総督府に仕えるガレヤン族の庭師の息子として生まれている。しかし、父親がスパイ容疑で殺されたことを機にランフォルサンドリア族に亡命した。出自こそガレヤン族ではあるが、自らの王国をサンドリア王国と名づけていることから、ランフォルとしては自分を受け入れ、彼を長として付き従ったサンドリア族こそ自分の部族という思いがあったものと思われる。

また、コヴェフ墳墓群には「古エルヴァーン族が少しでも女神アルタナに近づこうと築いたもの」という設定があるが、これはこの周辺に住んでいたガレヤン族のことと思われる。
関連項目
エルヴァーン】【Lanfeaur R D'Oraguille】【コヴェフ墳墓群

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