Selh'teus/ネタバレ

記事名読み
せるてうす
プロマシアミッション冒頭から登場する重要NPCの一人。プレイヤープロミヴォンを行く度に登場し、クリスタル虚ろに蝕んでいく。
名乗らないためストーリー序盤では主に「(謎の)少年」と呼ばれるが、ミッションを進めていくうちに「セルテウス」だと判明する。

デルクフの塔で初めて登場し、冒険者とはジュノ上層で出会う事になる彼だが、その行動には謎が多い。
「何故各地のクリスタルに近づくのか」「何故冒険者にアミュレットを手渡したのか」「冒険者に何をさせようとしているのか」……等。

彼の正体はクリュー人であり、また、かつて世界の終わりに来る者……ひいては男神プロマシアと戦っていた人物である。
男神の復活を阻止するべく大量の虚ろなる闇をその身に宿し死したが、それではやがて転生してしまい無意味であるとしてフェニックスにより蘇生される。
その結果世界の終わりに来る者から追われる事になり、後に追い詰められたものの、明星の巫女イブノイルがその命をもって世界の終わりに来る者を封印した事で難を逃れる。

男神プロマシアを復活させない方法はないのか」と模索するうちに彼は一つの結論を出す。
そもそも男神プロマシアが復活するためには、


などの条件があり、そのどれか一つでも欠ければ復活そのものは防げる。つまり倒す必要はない
注釈1
このうち、時がきたときに人間を滅ぼすという契約を結んでいたのが霊獣達。劇中で履行するのはバハムートのみだが。


彼が次に考えた方法は「アル・タユを落下させないこと」で、そのためにはアル・タユを支える巨大クリスタルに光を満たす必要があった。
そのため、各地テレポート地点やソ・ジヤの地下などにある母なるクリスタルから光を吸い出していたのである。
しかしこの方法には「虚ろなる闇を宿している彼自身にはクリスタルの光を紡ぐことは出来ない」という問題があった。
そのため彼は冒険者不思議なアミュレットを渡して力を注ぎ込み、冒険者自身を「光の器」にしようとしたのである。

各地を回った冒険者セルテウスの思惑通り光を集めアル・タユへと到着する。
そこで「光の器」となった冒険者に死をもたらし、その強い光を得た命を母なるクリスタルに還し、アル・タユの巨大クリスタルの維持を図ろうとした
注釈2
てっとり早く言えば燃料が少ない動力を維持するために冒険者をパシリ&燃料タンクにして燃料を集めさせ、冒険者を殺す事でその燃料を注ぎ込む、という方法。


この方法では冒険者は死ぬことになる。
「世界のために死ね」という感じではあるが、本来はそのまま終わりにせず、鳳凰丸に宿るフェニックスの半身を使って生き返らせる予定だった。
霊獣フェニックスは最初から全てを知っていたらしく、この方法にも同意していたようである。
しかしバハムート攻撃から一行を守るためにフェニックスの半身は消失し、やむを得ずそのまま冒険者を殺そうとする。
だが、プリッシュの説得やナグモラーダの妨害もあり、寸前でそれはなされなかった。
そしてプリッシュ冒険者の強い意志を見て彼は再び男神プロマシアと対峙する事を決意する。

プロマシアとの最終決戦において、彼は遂に冒険者プリッシュ共闘する。
世界を救おうと孤軍奮闘してきた彼の能力は凄まじく、セルテウスの力無くしてはプロマシアに勝てなかったプレイヤーも数多い。
「こんなに強いならもっと早くから一緒に戦ってくれれば楽だったのに」とは言わないのがお約束である。

また、1万年前には熱い思いに突き動かされていた彼も、ミッション選ばれし死」で「もはや私は、なんの感情も持っていない。」と自ら語るように、感情を見せることはほとんどなくなっている。1万年という長い時をアル・タユで過ごしたからなのか、フェニックス虚ろなる闇と一体になった影響なのかは定かではないが、感情を全て失っているわけではないらしく、星唄ミッション電撃」ではバラモアの自分勝手な言動に珍しく怒りを見せるシーンがある。

最終的にセルテウス星唄ミッションで、アストラルの力を星々から集め醴泉島クリスタルを生み出し、そして自身もそのクリスタルへと同化し、アル・タユからではなく醴泉島の第6の母なるクリスタルとしてヴァナ・ディールを見守って行く結末を選んだ。
注釈3
プロマシアミッションが未完結の場合、エスカの影響で現れた「少し未来(PM完結後)のセルテウス」がこの役割を担う。

関連項目
謎の少年】【Prishe/ネタバレ】【Tenzen/ネタバレ】【Nag'molada/ネタバレ】【Esha'ntarl/ネタバレ】【クリスタル/ネタバレ

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