トリリングダガー

短剣の一つ。2008年6月10日のバージョンアップで追加された。
グラフィックはダークバゼラードと同じ。

花鳥風月NMの「アナンタボガ（Anantaboga）」がドロップすることがある。

光属性魔法ダメージの上昇量は10％。
また、表記されていない隠し効果として「光属性召喚獣維持費-2、闇属性召喚獣維持費+2」が有ることが確認されている。
属性杖やＹサイズと同じく属性に対応した魔法命中率も上がっているかも、という憶測もあるがこちらはまだ解明されていない。

装備ジョブの中で光攻撃魔法はナイトくらいしか使えない。
ナイト専用魔法であるリアクトは光属性の魔法である為、併用することでリアクトの反射ダメージが若干上がる。

光杖NQの短剣版と言った運用が可能で、魔法攻撃力が関与しない、武器の追加効果による光ダメージも上がるため、ホーリーボルト、ライチャスボルト、スカウトボルトの追加効果の威力底上げに役に立つ。

光属性の属性WSのダメージにも有効で、特に狩人のミシックWSトゥルーフライトのダメージ上昇が期待できるが、アイテムレベルに突入する前のLv99以下ではトゥルーフライト自体が弱いのと、本領を発揮するIL119においては装備魔攻の合計との兼ね合いになっている。今のところマレヴォレンスの劣化版という評価だが今後超える可能性はある。

評価対象になるマレヴォレンスのオーグメント合わせた魔攻の最大値は+44。
これを光属性魔攻+10で超えるには他の部位で魔攻の合計値が+340（素が100なため）を超えている必要があり、2018年末現在ではギリギリ超えられるか超えられないかの瀬戸際であるし、魔命が付いてない分、損でもある。

短剣としての性能自体は、装備ジョブが同じガリィ（Ｄ29 隔205 HP+10 DEX+2 VIT+2 耐水+8）やジャンビア（Ｄ33 隔201 HP+20）と比較しても見劣りしない。静寂時に攻撃力が上がるという効果をうまく使うことができれば、装備レベル帯では活躍できる性能である。
そのため、踊り子が装備できる短剣の中では間隔の短いこともあり、かつ静寂を受けても影響が少ないことからも相性は比較的良いといえる。

トリリング（Trilling）とは「さえずる、震え声で歌う」という意味。使い手が黙り込んでからがソロパート＆本領発揮ということなのだろうか？

【花鳥風月】