アルマター機関/ネタバレ

記事名読み
あるまたーきかん・ねたばれ
ジュノ大公国に存在する研究機関、アルマター機関。
ミッション中でもその実態についてはおぼろげにしか語られていないが、断片的な情報から次のようなことがわかる。

幹部および構成員については、メルト・ブローによる都市崩壊を生き残り、ある場所で1万年の眠りについていたジラートおよびクリューで構成されている
注釈2
クエスト虚ろなる記憶」の依頼主であるハリス(Harith)に見られるように、末端の構成員や研究者、協力者についてはジラート以外の人間もいる模様。
。トップはジラートの王子エルドナーシュカムラナートだが、両人とも姿を消しているため空席状態となっている
注釈3
プレイヤージラートミッション進行状況によっては、失踪であったり、死亡していたりする。本項では同ミッション完了を前提で記述を行う。
。絶対的なリーダーの不在という不安定要素は、一部の構成員の越権行為と暴走を許す要因になっている。
ただしエシャンタールの発言を見る限りでは、とりあえず現状では幹部の中には急進的な行動に出ようとしている者はおらず、いち機関としての役目を果たすことを第一にしているようだ。
なお、ゲームの中で確認されている幹部らしき人物の名前としてはKareh'ayollio(カレアヨーリョ)、Mawl'gofaur(モルゴフォール)が挙げられる。

その活動は、古代ジラート時代の遺跡の発掘や管理、遺物の収集、特異現象の究明など、いわゆる「現在のヴァナ・ディールの国家(三国)」の手には負えないであろう事象全般に関わっている
注釈4
ただし「召喚獣」についてはほとんど接触していない様子である。

プロマシアミッションにおいては、クリスタルラインの管理および監視と、各地に出現した「虚ろ」に関する調査を行っており、ジュノ主導によるバハムート討伐の裏方としても動いていたようだ。ただし、ソ・ジヤの調査についてはほとんど手をつけていなかったため、天晶堂による占拠を招く結果となっている。
また、ヴォイドストーンライズアイテムを開発したのは「ジュノのある研究機関」とされている。
明言はされていないが、現象の特異性や構成員と思しきジラート人が登場することから、こちらにも一枚噛んでいる可能性がある。

アルマター機関の研究の結果は(内容が内容だけに)公表されることは皆無に近いと言っても過言ではない。
なによりアルマター機関の構成員が実質的な敵役として登場する関係で、プロマシアミッションの終盤まで同機関の存在は冒険者にとっては度々障害となった。
一番おなじみなのが、「マメット」と総称される人型の戦闘兵であろう。変幻自在に武器を変え、物理攻撃魔法攻撃それぞれを吸収する防御能力をも持ち、事あるたびに冒険者の前に立ちはだかる。
更に、「スフィアロイド」の再生にも成功しているようだ。ただしこちらは足止めの為の罠程度の存在でしかない。
そして最大の脅威は「オメガ」そして「アルテマウェポン」と称される機械兵器である。強力な攻撃力と強固な防御力、複数の特殊攻撃は文字通り冒険者の脅威となった。


ところで、「神の扉」を開けるために性急に行動したエルドナーシュ(およびカムラナート)、神都アル・タユを求め挙句の果てに自滅したナグモラーダと、ジラートミッションプロマシアミッションの双方を完結した時点で世界(ヴァナ・ディール)の安定を乱そうとする人物はアルマター機関からいなくなったように見える。が、エルドナーシュによって伝えられた「真世界」の風景にジラートは羨望の眼差しを向けているのも事実であり、新たなる野望を抱く者が出ないとも限らない。
ゆえにアルマター機関を監視し、暴走を防ぐ為、エシャンタールジュノに残り機関の一員として今日も活動している。

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