A Realm of Emptiness

プロマシアミッション「暁」のBF戦において、後半戦のBGMとなる曲。作曲者は水田直志。

曲名の意味は「虚ろう大地」。「暁」コンプリート済みのPCなら、船宿コーカバ曲集「呪縛」で聞くことができる。このときの曲名も「虚ろう大地」。

苦難のプロマシアミッションを乗り越えようやく辿り着く、ヴァナ・ディールの運命を賭けた最後の戦い。そこで耳にするのがこのBGMである。プロミヴォンからこれまで散々「Turmoil」を聞かされてきたこともあり、新鮮さもあって印象に残っている人も多いだろう。FFシリーズのラスボス戦BGM伝統の、7/8などの変拍子を使用したクライマックスにふさわしいBGMである。

なおプロマシアミッションの後日談であるクエスト「世界に在りて君は何を想うのか？」においても、天象の鎖で行われるBF戦の曲として使用されている。

8周年の記念CDの投票キャンペーンでは選択肢に当BGMがなく、この曲が好きなユーザー達も投票できなかった。結果名曲Awakening、ジラートのBelief、アトルガンのRagnarok に対して、現有のラスボスのBGMの中で唯一収録されなかった。
後に発売された「Sword Songs FINAL FANTASY XI Battle Collection」には当BGMも収録されている。

ちなみに2011/3/3発売の「ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー」ではバトルBGMとして、アレンジヴァージョンが収録されている。

2005年7月19日のバージョンアップによって「暁」が実装された際、そのラストバトル後半戦の曲が既存のサントラCDに未収録であった為、永らく名称不明であった。
「アトルガンの秘宝」拡張後2006年7月25日のバージョンアップで船宿コーカバのBGM変更サービスが実装され、「虚ろう大地(NA版ではVS Promathia)」という曲名が判明。だが、正式な名称かどうかは不確定であった。

その後2007/3/28リリースの限定生産サウンドトラック「PREMIUM BOX」のボーナスディスク「Unreleased Tracks」に収録され、ようやく本来の名称が「A Realm of Emptiness」であると判明した。

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