Dark Rider

NMの一種。
ストーリー上では「冥路の騎士」の二つ名で知られる。
出現場所、出現タイミングなどは不定で、アトルガンエリアのうちフィールドエリアの一部(バフラウ段丘、ワジャーム樹林、ゼオルム火山、カダーバの浮沼)にランダムでポップする。
その際、経路上にインプ族のDark Buglerと、デーモン族のDark Esquireを引き連れる。
この従者NMは両者ともアクティブで、Dark Buglerの強さは不明。Dark Esquireのジョブは暗黒騎士で強さはLv75から見てとてほど(Lv80相当)である。

出現しても特別何をするわけでもなく、地響きと共にエリアをしばらく徘徊した後、忽然と消え去る。
PT中に突然襲われて壊滅したとの報告と、冥路の騎士自体には襲われなかったという報告があり、見解は分かれる。

酔狂でDark Riderに敵対行動をしたが最期、恐ろしく高い攻撃力と詠唱するデス、そして被ダメージを100%減少する強化、バイオすらレジストする超人ぶりによって、如何なるジョブアライアンスであっても撃破は不可能と目されていた（撃破報告については後述）。

歴代ファイナルファンタジーシリーズに出てきた召喚獣オーディンに似た風貌を持つ独特の存在で、アトルガンミッションをやった人、それもある程度まで進めた人ならばこのNMの正体が何なのかはすぐにわかるであろう。だが反面、出現法則などは未だ解明されていないという謎の多いNMであり、その姿を見た者は少ない。

ちなみに、これが通った道のどこかに一定時間、Warhorse Hoofprintが出現する。何も情報が無いと探すのに手間がかかるが、それでも実物を拝むよりは楽である。


手前にいる撮影者との対比で、どれほど大きいか想像できるだろうか。

いろいろと倒せないように設計されているが、NAの青/黒がソロで撃破したという報告がある。
Dark Riderにかかっている被ダメージ-100%の強化は、精霊の印＋吸印でどうやら吸えるらしい。これさえ吸収できればダメージは通るようになるし、恐れるものはDark Riderの詠唱するデスだけになる。

デスはヘッドバットとテンポラルシフトで封殺することが可能。リキャストを上回る連発をされたり、スタンをレジストされなければ倒せるだろう。
どんなに高い攻撃力も最強の盾(被ダメージ-100%)の前では無効になる。どうやらヴァナ・ディールにおける矛盾は盾が優勢らしい。
ドロップアイテムや称号は設定されていないため、倒すことにほとんどメリットはないが、経験値とわずかなギルは入手できる模様。
ただしこの撃破報告は2006年のもので、以後修正されていないとは限らない。

撃破が報告された掲示板（BGWiki内、もちろん英語）